滑らな~い秘密は門外不出の特殊加工にありました!
着た時の印象を左右するシルエット、取説ではスルーしていた機能性……。カタログ写真だけでは分からない銘品の特長、こだわり、つまり真価を、編集部が実際に使って検証レポートします。
マワハンガーは、1956年、戦後間もなくのドイツで家庭用品メーカーとして創業したマワ社が開発しました。一見ゴムのように見える特殊プラスチックコーティングを施したこの画期的なハンガーは、 スタイリッシュな見た目と高機能さで、世界中に愛用者がいます。「ハンガーってクリーニング屋さんでもらえるのに、こだわる必要ある?」と思っている人たちでさえも夢中になってしまうほど、人気のハンガーです。マワハンガー、何がそんなに魅力的なのでしょうか?その実力を探ってみました!
ニットを掛けてもずり落ちない!マワの「エコノミック40」
その実力はご覧の通り。ヘヴィーウェイトなざっくりニットを掛けても、ピタッと留まり衣類が滑り落ちません。その理由は、スチール製のバーに企業秘密のPVC樹脂コーティングを施すことで、衣類のスリップを強力に防止してくれるから。アウターだって下着だって、滑り落ちる心配がありません。
ハイゲージニットを振ってみた!
ドライタッチで柔らかい生地感ゆえ、滑りやすいハイゲージニット。プラスチックや木製ハンガーならツルっと滑り落ちること間違いなしですが・・・マワハンガーは、前後左右にブラブラ振り回しても全く落ちる気配がない! 掛けた衣類の位置すらビクともしません!
厚み1cmのスリム設計で省スペースに
右がマワハンガー、左が一般的なスチールハンガー
マワハンガーのなかでも人気の高い「エコノミック」シリーズは、厚さがたった1センチ。上の写真の様に、ジャケットやシャツなど5着を掛けた場合、一般的なスチールハンガーに比べると6cmもスリムに。「たった6cm?」と思うかもしれませんが、この微差、クローゼットで何十着と掛けていると大きな差につながります。同じスペースでもより多くの衣類を管理できるようになるのはもちろん、マワハンガーで統一すれば見た目もすっきり!
ハンガーとハンガーを連結する、コネクターがついているのでセットアップや複数での収納もできます。ますますスリムに!
ゆるやかなカーブで、引っ張り跡がつきません!
衣類を引っ張らず生地に傷をつけない肩先の緩やかなカーブは、カーディガンやニットなどの繊細なアイテムも型崩れなく収納できます。
いろんな素材の洋服で試してみましたが、どれも生地を傷めません。また、エコノミック40は本体にアンダーバーがないので、腕が細身の服(例えば洗濯してギューッと縮んだサーマルやニット)にもスッと通ります。
☑滑らないから外しにくい
先述したように、マワハンガーは特殊加工により衣類が滑りません。だからこそ、衣類を着たい時は“はがす”必要があります。急いでいるときはイラっとする人も。慣れてしまえばどうってことありませんが、ズボラな人には向かないかも。
☑ホコリや指紋が付く
ハンガー表面にコーティングされたPVC樹脂はゴムのような感触。そのため、特にブラックのような濃い色の樹脂は、ホコリや指紋が目立ちます。そんな時は、うすく中性洗剤を湿らせた布で拭けばいいのですが、それすらメンドクサイと感じる人は、色選びで注意が必要です。ホコリが目立ちにくいホワイトやシルバーがベストです。
☑ちょっとお高い?
エコノミック40は一本あたり300円ちょっと。確かに、クリーニング店ならタダでもらえることを考えたら安くはありません。でも、マワハンガーはフック部分にニッケルメッキを施してあるから水に強く、PVC樹脂コーティングも強力。洗濯して屋外に干した後、そのままクローゼットに収納できて効率的。時は金なり! どちらに価値を置くかはあたな次第です!
パンツ&ベルトハンガーも!マワの「ビギンマーケット限定セット」
ビギンマーケット限定セットには、クローゼットにあると便利なエコノミック40が10本、パンツハンガー5本、ベルトハンガー1本が付属。ハンガー同士を連結できるコネクターも3個付。つまりはこのセットを持っていれば、スーツからカジュアルまで、型崩れなく、しかもすっきり収納できるってわけ。
「エコノミック40」は、肩幅40cmの意味。男性なら40、女性はエコノミック36がおすすめです。
マワハンガーのラインナップはこちらでチェック!