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スピニカーの 「デュマ」

ON&OFF問わずに使えてプライスお手頃ゆえ、機械式時計の入門者にも!

「海を越え、海と生きる時計」をコンセプトに、ヨットやフリーダイビングなど海のスポーツとかかわる人々の腕時計ブランドとして2014年に誕生したスピニカー(SPINNAKER)は、新参ながら本国イタリアのみならず、アメリカやイギリス、フランスなどで人気を得て、「カジュアル シティ ダイバー」なるジャンルを確立。そして2019年10月、「アラウンド3万円の機械式」「ヴィンテージデザイン」「高スペックの実用派時計」「ダイバーズ」の4条件を掲げて日本上陸を果たしました。

自動巻きでありながらリーズナブルであることと、イタリアらしいファッション性の高さゆえに、ここ日本でも高感度なショップが早くも注目している、このダイバーズ専門ブランドから今春、注目モデルが登場。モデル名の「デュマ(DUMAS)」は、ダイビングのパイオニアのひとり、フレデリック・デュマ氏(1913~’91年)に由来したものです。同氏はダイビング用レギュレーターの開発者として知られ、また、かの海洋探検家ジャック=イブ・クストー氏とともに『沈黙の世界』の共著者にもなったフランスの偉人です。

この新作「デュマ」は、本格的ダイバーズの証しとなる300m防水を備え、かつスピニカーの他のモデルと同様の自動巻きを採用。しかも、ケースバックからセイコーインスツル製ムーブメント「NH35」が目の当たりにできるシースルー仕様というのが、時計好きのココロをくすぐります。

’70年代の時計にインスパイアされたというデザインも注目点です。シャープなシルエットのオクタゴン(八角形)ケース、直線的な幅広の短針、大ぶりのドットインデックスなどの組み合わせが当時の時計を彷彿させ、なかなかにラギッド。これにレトロ、かつ重厚感あるミラネーゼブレスレットが相まって、この時計を個性あるものにしています。

とはいえ、エレンガンスを失していないから、カジュアルにはもちろん、ビジネススタイルの手元にも違和感はなく、全方位で使えるのが魅力的です。また、お値段は既存モデルよりちょいお高めとはいえ、このクォリティで4万円台はやっぱりお得。ってことで、本格機械式時計のエントリーモデルとしてもアリでしょう!

スピニカーの 「デュマ」

トラッドな黒文字盤に対し、コチラは春夏の手元に清涼感を添える白文字盤タイプ。ブルーのベゼルや、赤く縁取りされた短針などとのカラーバランスが絶妙だ。同型には、他に小粋なブルー文字盤タイプ、ポップな印象のイエロー文字盤タイプもある。

スピニカーの
「デュマ」

駆動方式:自動巻き(日本製)
防水性能:300m(30気圧)
ケース素材:ステンレススチール
ケース径:44mm
針&インデックス:スイス製蓄光塗料「スーパールミノバ」塗布
バンド素材:ステンレススチール(ミラネーゼブレスレット)
文字盤カラー:ブラック、ホワイト、ブルー、イエロー
価格:各4万4000円(2020年4月10日発売)

問い合わせ先/ウエニ貿易 ☎ 03-5815-3277
https://www.spinnaker-watches.jp/
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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