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膨大に持ってるだろう服や靴も、結局のところこの10品だけあれば 一生お洒落でいられるかも? そんなやや強引な観点で、セレクトの重鎮たちがマイスタイルにマストな私的永世定番10品を選抜! 各々のファッション哲学も見え隠れするセレクト、とくとご覧あれ。

「無造作な合わせでどこかフレンチな雰囲気が出る10品」―レショップ 金子惠治さん

私の一生マスト10 レショップ 金子さんの場合

’40年代の米国製オーバーオール 白Tやハイゲージニットと合わせると雰囲気あるスタイルが即完成するとお気に入り。
レユッカスのクロコキャップトウシューズ プレーンなデザインながらトウ部分をリアルクロコで切り替え、大人の遊び心を表現した一足。「作り手が女性だからか、どこか色気があるんですよね」。
クリスタセヤ×サルバトーレ・ピッコロのシャツ ナポリのドレスシャツ工房が仕立てたカジュアルシャツ。「洗いざらしでも隠しきれない品があり、装いをさりげなくエレガントに仕上げたいときに重宝」。
ジョン スメドレーのタートルネック 言わずと知れた名作。金子さんはあえて古着と合わせることが多いとか。
グレンマックのジーロンラムズウールニット 最高級のラムズウールを使ったクラシックニットの大定番。こちらは18年モノ。「ガンガン着込んでも毛玉ができないのが凄い」。
バーバリーのステンカラーコート ’16年に海外で手に入れたフランス製の逸品。「ゆったりしたシルエットがたまらなく好きで、今季このパターンを模したオリジナルコートも製作しました」。
ニューバランスの2002 金子さんが所有する唯一のNBで、どんな格好も小洒落て見せる魔法のような一足だとか。「いつかこれを復刻するのが夢です」。
リーバイスの501 66モデル ジャストサイズで穿いて1番しっくりくるジーンズ。とくに尻周りはオーダーしたかのようにフィットするそう。
大江洋服店×MITSURUのジーンズ いわゆる大戦モデルを1サイズ分細身にアレンジ。「ストンと落ちるストレートシルエットとドレス靴の合わせにハマっています」。
ニートの2Pパンツ「2プリーツの存在感だけでお洒落な感じがする唯一無二のスラックス」。こちらはレショップ別注のアメリカ生産モデル。

レショップ コンセプター 金子惠治さん

レショップ コンセプター
金子惠治さんの場合

1973年生まれ。エディフィス、ETSマテリオのバイヤーを務めた後、独立。2015年4月、同業者もその品揃えに一目置くツウ好みのセレクト店、レショップを立ち上げる。

今回選出した10品はどれも作りのクオリティが非常に高いのですが、派手なところがまったくないため、見る人によっては普通すぎると感じるかもしれませんね(笑)。でも“一生お洒落”というテーマを考えた場合、こういう肩の力の抜けた感じのアイテムが1番使えると思うんです。これらを無造作に組み合わせることで不思議とフレンチな雰囲気が出るのも割と気に入っています。

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2020年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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