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イエマのスペースグラフ ZERO-G スティールブルー YMHF2019-GG

パイロットウォッチ好きにとって新たな要注目モデルが加わりました

1948年創業のイエマ(YEMA)は、1982年にフランス人初の宇宙飛行士ジャン=ルー・クレティエン氏が、そのミッションで同ブランドの時計を装着。以来、宇宙とのつながりをもってきたフランスの時計ブランドです。

今回紹介の「スペースグラフ ZERO-G」も、同国の国立宇宙研究センター(CNES)が行ったパラボリックフライトから30周年を記念するモデルとなります。ちなみにパラボリックフライトとは航空機を使い、その機首を上げて急上昇させたのち、エンジン停止状態で機体を落下させることで放物軌道を描く飛行のこと。機体内では短時間ではあるが、無重力、ないし微小重力状態になり、そこで無重力実験などが行われたりします。

ZERO-G、すなわち無重力の厳しい環境に耐える性能をもつ本品は、対気速度(航空機と大気との相対速度)や飛行時間、飛行距離を測るためのタキメーターベゼルを搭載。文字盤外周には、パラボリックフライト時に1G→2G→0G→2G→1Gと変化する重力(「0G」を赤で表記)が確認できる目盛りも備わっています。

文字盤には月面を連想させる質感で、また「スペースストラップ」と銘打たれたストラップも微小重力下に耐え得る設計……。と、パラボリックフライトや宇宙にコダワリまくって、世にあまたある時計とは一線を画した個性たっぷりの一本になっています。

ちなみに、聞くところによるとパラボリックフライト体験って、宇宙飛行士のような特殊訓練を受けていない一般人でも体験可能なんだとか。まぁ、参加費はそれなりだろうけれど、「無重力を体験してみたい!」ってな人はぜひトライして、この時計と一緒にZERO-Gの世界にカラダを浮かせてみてはどうでしょうか?

イエマのスペースグラフ ZERO-G スティールブルー YMHF2019-GG

ケースバックにフランス国立宇宙研究センター(cnes)の公式ロゴに加え、パラボリックフライト30周年を表す「1989-2019」などの刻印あり。ちなみに、同型でケースにPVDコーティングが施された「スペースグラフ Zero-G YMHF2019-3AA」(6万円)も展開中。

イエマの
スペースグラフ ZERO-G スティールブルー YMHF2019-GG

駆動方式:クォーツ
防水性能:10気圧
ケース径:39mm
ケース素材:ステンレススチール
ストラップ素材:キャンバス ※内張りはレザー
カラー:ネイビーストラップ付き(写真)、ブラックストラップ付きの2タイプ
価格:5万円

問い合わせ先/イエマジャパン ☎ 03-5875-8810
https://jp.yema.com/

※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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