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ライオン靴クリーム本舗の自然から作った革オイル

日本最古の靴クリームメーカーの最新作はイマドキなサスティナビリティ

シューケア用品の谷口化学工業所(東京・墨田区)を知っていますか? じつは、同社は日本に現存する最古の靴クリームメーカーなんです! 創業は1910年。元号なら明治43年という、まさに老舗なのですね。で、同社のハウスブランド、ライオン靴クリーム本舗では「革靴にさらなる品格を宿す」ことをテーマに、主力の「エクセレントシリーズ」をはじめ、ブラシ、インソールなど高品質なシューケア用品を展開しています。

さて、創業から110年となる今年、同ブランドから発売が予定されている「自然から作った革オイル」を紹介しましょう。これは植物、動物、鉱物などの厳選した成分を主体に、皮革に負荷が少なく、かつ製造において環境にも配慮したというレザーケアオイルです。そう、イマドキなサスティナビリティを体現した製品ってワケです。

本品は革靴はもちろんのこと、じつは革製品全般に使える汎用性の高いケア商品です。で、その効果は、油分の補給によって革の乾燥やひび割れを防ぎ、その革本来の風合いに戻し、柔軟性や撥水性を高めてくれるというものです。たとえば革鞄だと、本胴の角が擦り切れたり、型崩れを起こしがちですが、そこをこの「オイル」でこまめに保革していれば、そうしたトラブルが回避できるのです。

また、同社と同様にジャパン・メイドにこだわり続けるフレグランスメーカー、キャライノベイト(東京・浅草)との協業により、スペシャル調合された香料を添加。その内訳は、リラックスや疲労軽減の効果があるとされるレモンやジンジャー、和を感じさせつつ心を穏やかにするヒノキ、日本刀の手入れにも使用されていたチョウジ油……といった具合です。だから、一般的なレザーオイルにありがちな不快なニオイに悩まされることなく、心地よい香りでリラックスしながらレザーケアが行えるのですね。

地球にも人にもやさしく、さまざまな革製品に使えて、心地よいケアが楽しめる。そのうえ、日本の職人によって誠実に作られる信頼のジャパン・メイド! と、イイことずくめの、この「オイル」。買って損など、あるハズがありません!

「三度注ぎ」と呼ばれるクリームの充填作業

「三度注ぎ」と呼ばれる、同社が100年以上堅持するクリームの充填作業。この後に行われるラベル貼りでも、自動化が難しい表ラベルと裏ラベルの位置合わせなどを職人が手作業で行っている。

ライオン靴クリーム本舗の「自然から作った靴クリーム」

革靴専用の乳化性「自然から作った靴クリーム」も同時発売。革に潤いや柔軟性、撥水性を与え、自然なツヤ感を生み出す。カルナバワックス、モンタンワックス、ビーズワックス、シアバター、テレピン油などのほか、「オイル」と同様の香料を配合。ニュートラル。40ml。1200円。

ライオン靴クリーム本舗の
自然から作った革オイル

種類:油性
成分:ビーズワックス、シアバター、ワセリンなど
効果:保革、撥水、柔軟性の付与
カラー:ニュートラル
容量:50ml
容器・ブリキ缶
価格:1200円 ※2020年3月上旬発売予定

問い合わせ先/谷口化学工業所 ☎ 03-5611-7351
https://www.taniguchi-kagaku.com/

※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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