MADE in MUSIC AtoZ【N】ニューエラ
【傑作モノ×音楽の意外な関係】ラップ=ニューエラのイメージはいつから?
音楽とは男の心から炎を打ち出すものでなければならない……。かのベートーヴェンがそう語る通り、昔から音楽には男のハート、もといブツ欲に火をつける何かが潜んでいるもの。知られざる音楽生まれのモノ・コト・ヒトをお届けします。
NEW ERA®[ニューエラ]
59FIFTY® ニューヨーク・ヤンキース
1954年に誕生したブランドが誇るモデルで、ベースボールキャップのスタンダードとされている。当時からほぼシルエットが変更されていないのも驚き。5500円。(ニューエラ)
“ラップ=ニューエラ”を定義付けたフレッド・ダースト
ヒップホップと関わりの深いニューエラのキャップですが、アーティストで初めに関わりを持ったのはメタルにラップの要素を取り入れたミクスチャーバンド、リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストとされています。
彼が1998年に赤いヤンキースの59FIFTY®を被りライブをしたことも、ラップ=ニューエラを定義付けた理由のひとつ。ちなみに赤いヤンキースキャップは1996年に、映画監督のスパイク・リーが個人オーダーしたことから生まれたのも豆知識!
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。