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ぺんてるのサインペン 満寿屋 原稿用紙

メロディを聴くと誰もが自然と口ずさむ……。そんな国民的フレーズを山ほど生み出した阿久 悠氏は、下書きなしでスラスラとペンを走らせ、原稿用紙にしたためていたんだそう。しかも使っていたのはかのサインペン! 

氏がデビューした’60年代当時、作家たちの間では高価な万年筆を使うことがステータスとされていました。が、“地味な生活、派手な作品”をモットーとしていた氏は、’63年にサインペンが発売されるとすぐさま導入。

ペンの軽さ、インクの乾く速度、書き心地のすべてに満足し、2007年に亡くなるまで実に40年以上にわたって愛用し続けたのだとか。仕事がはかどらないときも、このぺんてるのサインペンを使えば、巨匠のようなアイデアが降臨するかも!?

ぺんてる サインペン

ぺんてる
サインペン

1963年に誕生した、中綿式水性ペンの始祖。かすれも裏写りもない実用性に惚れ込み、巨匠はこのサインペンで数々の名曲を書き記した。100円。(ぺんてる株式会社 お客様相談室)

満寿屋
 原稿用紙

満寿屋
原稿用紙

1882年創業の老舗紙店。さまざまな種類のインクと相性がいい原稿用紙は、阿久 悠氏をはじめ数々の文筆家に愛された。現在は氏が特注していたA4サイズに最も近いB4サイズが購入可能。100枚。900円。(満寿屋)

阿久悠氏

生涯で5000曲以上作詞したレジェンド
阿久 悠氏

 
31歳で作詞家デビューした巨匠は演歌、歌謡曲、フォーク、アニソン、CMソングまで、あらゆるジャンルの作詞を手掛けた。2007年に亡くなった際、遺族が遺品を整理したところ、自宅の押し入れには未開封のサインぺンが段ボール何箱分もストックされていたそう。

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2020年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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