あの名作映画にも登場したフライトジャケットが続々進化中って知ってた?
「定番好きだけど、人と一緒は……」。ならば、現代的にアレンジされた王道アウターで決まり! 名作映画にも登場する男の永世定番が、続々と劇的進化を遂げているんです。
高高度でも凍らない初のナイロン製フライトジャケット
MA-1ジャケット
1954年に米空軍に採用されたフライトジャケット。高密度ナイロンのボディには-10~+10℃の気温に対応できるよう中綿が充填され、裏側は海上でも目立つレスキューカラーに。左腕にはペンなどを収めるシガーポケットと呼ばれるポケットがデザインされている。
MA-1が登場する名作映画
『ハンター』
1980年公開。実在の賞金稼ぎをスティーブ・マックイーンが好演。’80年代のアメカジにも注目で、当時流行していたMA-1を着用。DVD1429円。(ユニバーサル・エンターテイメント)
フライトジャケットのご先祖様というべき名作
A-1ジャケット
1927年に米国陸軍航空隊の飛行服第1号として採用。ボディはレザーで、ボタンフライのフロントと両サイドのフラップ付きパッチポケットが目印。袖口とウエストにはニットリブがデザインされている。その後開発された数多のフライトジャケットの手本となった。
レザーから味わいツイードに
WAREHOUSE[ウエアハウス]
A-1スタイル ウールジャケット
2018年秋冬にリリースされ、即完売した名品が再び。英国産ウールのトップ糸を用い、ツイード風の上品な風合いに仕上げた一着だ。裾にはアクセントにもなる多色使いのニットリブがデザインされる。5万8000円。(ウエアハウス 東京)
A-1が登場する名作映画
『コンドル』
1939年公開。パイロットの友情と恋の駆け引きを描いた名画は、翌年アカデミー賞を受賞。稀代のウェルドレッサー、ケーリー・グラントのA-1姿が眩しい。DVD1400円。(ハピネット)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。