特集・連載
ブレザー着こなし三変化!! ビームス プラスの3Bブレザー
BEAMS PLUS 20のプラス ビームス プラスが誕生して20年。トラッド、スポーツ、ミリタリー、ワークという男服の原点を、時にストレートに貫き、時に交差させながらベーシック+αを生み出してきました。フツーを脱却する“プラス”が盛り込まれたベーシックの理想形は、今や世界でも高く評価され、海外ではひとつのブランドとして認知されています。ここでは“20のプラス”を込めたアイテムを基にその神髄に触れていきましょう。 この記事は特集・連載「BEAMS PLUS 20のプラス」#01です。
BEAMS PLUS[ビームス プラス]
3Bブレザー
同店が目指すベーシック+αの象徴がこのブレザー。仕様変更を繰り返しながら10年以上継続展開される代表作で、段返り3つボタン、3パッチ、センターフックベントと超がつくほどのアメトラ顔。でいてスポーツコートを意識した前振りの袖付けや、コーデュラ混のウール生地を採用することで、動きやすさとタフさもプラスしています。ここでは、どんなテイストにもハマる週7力をスタッフたちが自ら証明! 3万2000円。(ビームス プラス 有楽町)
コーデュラナイロン混のウール生地を採用
“スポーツ”と馴染ませるにはレイヤードが◎
ビームス プラス 有楽町 ショップマネージャー
鈴木太二さん
某アメトラの御大を模倣した力技?(苦笑)のレイヤード術が、スポーツに振るときの常套テク。グリーン×パープル×ボルドーみたいな多色使いが脱・部屋着のポイントです!
遊びを入れれば“ミリタリー”にもアジャスト
ビームス プラス 原宿 ショップマネージャー
山田広志さん
チノやスラックスの代わりにベイカーを合わせるだけでミリタリーに寄せられるのも、今作のいいところ。柄タイで明色を差したり、ロールアップでニュアンスをつけたりと、遊びを利かせてトラッドを崩すのもマイルールです。
“ワーク”の正攻法はブルーグラデ
ビームス プラス 有楽町 スタッフ
柳井純一さん
肩に丸みがあってブルゾン感覚で羽織れるのも今作の魅力。シャンブレーシャツ×ジーンズというワークな合わせも、色をブルー系に絞ればトラッドと馴染ませられるんです。
各テイスト早見表
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。