ライダースジャケットに対する悩みをショットがついに解決してくれました

Schott（ショット）のワンスター フーデッド ライダース

ハマれば問答無用にカッコいいんだけど、ウマく着こなすのはかなり難しい……。ほとんどの人にとっては、これがライダースジャケットに対するウソ偽りのない感情でしょう。……が、導き出してくれたんです。ライダースの本家本元が、このジレンマに対するシンプルかつ利きまくる解決法を！

ジャジャ〜ン♪　それがこの史上初の“フード付き”ワンスター。ど〜です？ コチラ。あらかじめフードが備わってるだけで、人によっては強みにも弱みにもなり得たライダース特有のワイルドだろぉ〜？な雰囲気が、見事に緩和されてるじゃありませんか！

もともと洒落者たちの間では、パーカをインしてフードを出すというレイヤードスタイルが、ライダースをコテコテのロックスタイルから脱却して着こなす際の定石テクになってました。

が、これなら単体で着るだけでも十分マイルドでしょ？　わざわざ小難しいテクを駆使する必要がないから、誰でも力の抜けた今っぽ〜いスタイリングに無理なく馴染ませられちゃうんです。

ただ、トレンドに乗っかっただけの軟派なライダースじゃないってところこそ、今作の真価！　ベースはあくまで、かのワンスター。メイド・イン・USAという生産背景を含め、数々の著名人に愛されてきた傑作の意匠はバッチリ受け継いでるんです。

この本物の風格を残しながらトレンドに寄り添ってるってバランス感が、やっぱり定番好きには堪らないんですよね〜♡

折しも時代はライダースをとことんワイルドに着る時代から、肩肘張らずマイルド〜♪に羽織る時代へと変遷。FAST FOODばりにお手軽にマイルド化できる進化版ワンスターは、そんな令和時代にジャスト！　今季はこれを着て“マイルド”で行こう！

正真正銘のMADE IN U.S.A.

男着ワンスターがフード一体型でカジュアルダウン♡

レザーのフードはハリがあって、コットンパーカとはまた違うドレープが出現。単体で着てもレイヤード達人に見えるなんて嬉しすぎ。
 

アイコンのワンスターもバッチリ継承

ワンスターの象徴たるエポレットの星型スタッズは、“わかってる”感を無言で知らしめてくれる唯一無二の意匠。
 

着心地も程よくマイルドなカウハイド

タフだけどしなやか～なカウハイドは、シボ感も味あり。着込むうちに馴染んでいく＝育てられる喜びも味わえる♪
 

MILD仕様

アメリカンライダース界のドンが1950年代に発表した“ワンスター”に、史上初のフード付きバージョンが仲間入り！　名だたるレジェンドたちを虜にしてきた傑作ライダースをベースにしてるからこそ、定番力を維持したままトレンドへのアジャスト力を底上げ。11万4000円。

（問）ショット グランド ストア トーキョー
https://schott-nyc.jp/
☎ 03-3464-1913

※表示価格は税抜き

［ビギン2019年11月号の記事を再構成］写真／工藤 恒（アルフォース）　文／黒澤正人