string(38) "https://www.e-begin.jp/article/364012/"
int(1)
int(1)
  

AUBERGE オーベルジュ:東京 シュヴァル

日本人のアレンジ力が生み出した通ウケ名靴

米国海軍が’40年代に採用していたオフィサー(サービス)シューズは、ヴィンテージ市場でも人気の名靴。米国ミリタリーを代表する傑作靴ですが、今作が面白いのは単なる模倣に留まらず、ファッションデザイナーと東京の実力ある靴職人がタッグを組み、プラスαを生み出しているところ。

熟練職人が一足一足手作業で形に
熟練職人が一足一足手作業で形に

例えば’40年代オフィサーのトウのぽってり感を巧みに出しつつ、某社のモディファイドラストの要素もミックスし、つま先を内振りにして“くびれ”を強調したり。はたまた通常2層のソールを3層にしてミリタリー感をUPしたり。

何より仏産ホースハイドレザーをシュリンクさせて表現したヴィンテージのようなシワ感がなんとも魅惑的でしょ? 元ネタの硬派なスタイルはリスペクトしつつも、元ネタより遥かにグラマラスに仕上げたセンスと技に脱帽です!

AUBERGE オーベルジュ:東京 シュヴァル

AUBERGE[オーベルジュ:東京]
シュヴァル

人気ドメブラ、スロウガンのデザイナー小林氏が2018年にスタートした新鋭。仏産ホースハイドを国内タンナーでなめし&シワ入れ加工して、デッドストックの’40年代製オフィサーのシワ感を再現するなど、随所に職人技が。5万9000円。(ホワイト/スロウガン)

AUBERGE オーベルジュ:東京 シュヴァル

くびれたラスト
くびれたラストも靴好きの萌えどころ

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

Begin Recommend

facebook facebook WEAR_ロゴ