ブルックス ブラザーズの“マディソン”こそ、紺ブレの王道にして入門の一着だ

Brooks Brothers ブルックス ブラザーズ ブレザー イメージ

創立200年を超えるアメトラの殿堂ブルックス ブラザーズ。アイビー復権で再注目される紺ブレは、ナチュラルショルダーやボックスシルエットなど王道を体現する段返り3つボタンのマディソンを筆頭に、細身のミラノまでラインナップされる。選ぶべきはやはり、永遠のベーシック、マディソンだ。

幅広い体格にフィットする普遍シルエットを持ち、ゆえに着こなしの幅が広いのがベーシックたる所以。「まず一着!」なら、マディソンで間違いなし。お店で迷わないよう、シルエットの微差をここで解説!

身幅→裾幅までほぼ差がない伝統のボックスシルエット

マディソンフィット(段返り3B)

身幅とウエストの寸法に、ほぼ差がないボックスシルエットがマディソンフィット最大の特徴。幅広い体格にフィットするというアメリカらしい合理的な考え方によるもの。6万9000円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

ウエストのダーツで王道ボックスがスッキリ

マディソンフィット(2B)

アメトラの正統は段返り3ボタンだが、現在は現代的な2ボタンも展開。各部の差はほぼないが、ウエストに入ったダーツにより、段返り3Bモデルよりもシェイプされる。6万9000円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

ウエストをシェイプした現代のベーシックフィット

リージェントフィット(2B)

シェイプされたウエストにきもちナローな衿と高めのゴージラインも手伝ってモダンなイメージに。マディソンに比べ全体的にコンパクトで、着丈も短めに設定されている。6万9000円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

“幅”も“丈”も短い最コンパクトなシルエット

ミラノフィット(段返り3B)

3モデルの中でもっともスリムなシルエット。身幅はリージェントとほぼ同じだが、袖丈がややコンパクトでよりスッキリした印象に。短めの着丈も軽快なイメージを強める。6万9000円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

今また旬を迎えた王道アメトラの雄
BROOKS BROTHERS/ブルックス ブラザーズ
Since 1818年/アメリカ

 
※表示価格は税抜き。サイズ詳細は、すべてMサイズ相当での編集部による実測値です。


[ビギン2019年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。