特集・連載
知られざるフィッシング「モダス」はヨーロッパらしさが魅力です!
知られざる伝説ブランド 今回各セレクトショップにイチ押しブランドについて取材したところ、「ココをがっつり推すのはウチだけ!」とバイヤーを熱く語らせてやまない、知られざるブランドを発掘。じつは……!な伝説を紐解きながら、その魅力に迫ります!! この記事は特集・連載「知られざる伝説ブランド」#05です。
知られざるフィッシング
モダス[Since 1979/ドイツ]
ドイツ北部の街ヴィットムントにて、1979年にスタートした縫製工場から生まれたブランド「モダス」。1980年初めにマリンスタイルに特化したスポーツウェアの生産を開始し、以来漁師や海事関係のウェアを手掛けています。
このスタンドカラーと半ボタンのプルオーバースタイルは、じつは北海やバルト海沿岸でよく見られたもっとも伝統的なフィッシャーマンシャツの特徴。アメリカの無骨さとはまた違う、ヨーロッパ的な上品さが漂います。
前立て部分はボーダー生地を斜めに使うなど小技も利いていて、他と差をつける一枚着の新鮮な選択肢になりそう!
北部ドイツの伝統的なスタイルを踏襲しています
(JOURNEY ショップマネージャー 千葉桜 有馬さん)
modAS
モダスのフィッシャーマンシャツ
目の詰まった良質な綿を素材に使用。スタンドカラーはぎゅっと締めて海水が侵入するのを防ぐためで、ゆるめのボックスシルエットがワークな雰囲気だ。細かいピッチのストライプ柄も上品。各6500円(ジャーニー)
胸の切り替えしが印象的なので、サラりと一枚で着てもサマに。風通しのよい独特なカッティングで仕立てられ、しっかりフィットする袖口のカフも海水の侵入を防ぐ。
ボーダー生地を斜めに使った前立て部分
じつは独で船舶関係者に絶大な人気を誇るモダス。ネイビー×白ストライプの伝統配色をアレンジしたこの2枚は、ワーク風味ながらどことなく品のある欧州らしいテイストが魅力です!
(JOURNEY ショップマネージャー 千葉桜 有馬さん)
モダス(modAS)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。