[2位]今月のいいモノランキング
新しい犬種? じゃなくて、昔の血統が復活したんです!
レッド・ウィング(RED WING)のアイリッシュセッター・チャッカ
我々の永遠のオーセンティック、レッド・ウィングのアイリッシュセッターに、もしチャッカがあったら…?
え? そんなの欲しいに決まってる? ですよね~。実は1950年代にあったんです(驚)。それもたった4年間しか販売されなかった幻の名品が…。
幻すぎてレッド・ウィングの社員さえ、その存在を知らなかったというアイリッシュセッター・チャッカ。今回、古いカタログに残されていた画像と同時代の他のチャッカのディテールを手がかりに再現、六十数年ぶりに甦ったのがこのモデルというわけです!
アイリッシュセッターながらアッパーは定番のモックトウじゃなく、当時そのままのラウンドトウを採用。むしろ、コッチのほうが今どきのキレイめコーデとは相性がいいはず。とくれば、速攻で人気に着火すること確実でしょ。チャッカだけに(苦笑)。バカ売れで今度は社員さえ買えなかった…なんて事態にも!? 入手するならお早めに!
茶芯のブラックもあり!
ブラックのほうは、いわゆる“茶芯”仕様だ。茶色の革の上に黒色を重ねているため、キズや擦れによって下の茶色が徐々に見えてきて雰囲気ある表情となる。また、トラ紐も付属している。
トラ紐も付属!
アイリッシュセッターの犬タグ
六十数年ぶりに甦った血統書付きチャッカ。素材はオレンジブラウンの「#9853」が、当時のアイリッシュセッターの革を再現したゴールドラセット・セコイア。黒の「#9852」が茶芯のブラック・クロンダイク。もちろん、犬タグ付きだ! 各3万7000円。
(問)レッド・ウィング・ジャパン
☎ 03-5791-3280
http://www.redwingshoe.co.jp/
写真/工藤 恒(アルフォース) 文/星野勘太郎