必要最低限の靴&カバン選び。ドレスをわかってる男がたどり着いたポイントは?
無駄を省きたいのは当然だけど、必要最低限って一体何だろう? 数え切れないほどの靴を履き倒し、カバンを使いこなしてきた男なら、それがわかるに違いない! ……というわけで、ドレスを“わかってる”男・ユナイテッドアローズ チーフバイヤー 内山省治さんにご自身にとっての“ミニマル”を取材しました。
オンもオフもこれさえあれば!
仕事はドレッシーすぎず、休日はカジュアルすぎないこと。それが、僕のオン⇔オフ靴&カバンの基準です。
品のあるダブルモンクなのに程よいボリューム感のあるパラブーツ、カジュアルなデイパックなのにシックなグレーのボディにレザーパイピングが施されたイーストパックは、実際に使って辿り着いた“ミニマル”な靴&カバンのひとつの結論です。
靴は頑丈で歩きやすく、カバンは最低限の収納力を備えていること。出張が多い僕にとって、それも大事な条件です。
出張にも重宝する“必要最低限”デイパ
EASTPAK/イーストパック
仕事もイケるシックなカラー&ディテールが気に入り、半年前から愛用しているデイパック。「かれこれ20年このブランドのモノを使っていますが、魅力は何といっても“必要最低限”のデザイン&収納力。外回りや出張にも重宝しています」。(内山さん)
ドレッシーなのにオフにも“自然に”馴染む
Paraboot/パラブーツ
4年ほど履いているブラックスエードのダブルモンク。「ドレッシーなダブルモンクは一般的にはオンタイム向けですが、パラブーツのものはぽってりとしたフォルムにラバーソールなので、カジュアルなスタイルにも自然に馴染むんです」。(内山さん)
ユナイテッドアローズ チーフバイヤー
内山省治さん
1975年生まれ。ユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館でセールスパーソンを10年務めた後、バイヤーに就任。現在はチーフバイヤー。
※掲載されているアイテムは、すべて本人私物です。
[ビギン2019年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。