オレも欲しいから…ユニセックスな服でギフト“シェア”しちゃお♡

ユニセックスな服で旬ものを“シェア”しちゃお♡

ルーズシルエット、ボーイズブームのおかげで、今なら男女間の服シェアも大いにアリ。パートナーとシェアして使えれば、ギフト選びも2倍お得に楽しめるってワケです。今シーズンはユニセックス服も多数出ているから参考にしてみて!

吊り編みスウェットのテロテロ感が絶妙シルエットを生む

LOOPWHEELER for GRAPHPAPER
ループウィラー フォー グラフペーパー
ユニセックスビッグパーカ

ループウィラーのなかでも裏糸を細くした“LWライト吊り裏毛”を採用。身幅にゆとりのあるビッグシルエットで、今季はひとつ上のサイズを追加した2サイズ展開に。他にもプルオーバーのパーカ、ラグランスウェットなどもあり。2万8000円。(グラフペーパー)


ふんわ〜り柔らか吊り編み生地

取り合いにならぬよう何卒ご注意願います

部屋とYシャツと私♪ じゃないけれど、ビッグシルエットなユニセックス服を貸し借りすることは、今のトレンドからして十分にシェアわせな選択肢となりえます。

たとえばこの別注ループウィラー。いわゆるビッグシルエットのパーカで、作り手側も最初からユニセックスとして企画しているアイテムです。

着てみた感じは下の写真の通り。この手のサイズ感は着る人の好み次第ですが、ふんわり感に定評のあるループウィラーだけに、肌触りにノックアウトされることはもちろん、ラグラン袖ならではの肩のラインに沿う柔らかなシルエットがホントに美麗。

洗っても洗っても柔らかさをキープし続ける吊り編みスウェットだから、気兼ねなくガンガン洗える点も◎。ほら、人の服を借りるときにソコ気になっちゃう人もいるでしょ? 潔癖カップルもちゃ〜んとシェアわせになれますよ。

男性が着ると“ビッグシルエット”

女性が着ると“ワンピライク”に

“シェア”わせ決め台詞
「ラグラン袖だから肩のラインがきれいだね」
 
(オレ的本音)
「珍種のループウィラー、大至急捕獲ゥ!」

シェア向きパートナーは?
“代官山女子”

テラス席で優雅にカフェオーレ
代官山をメインに、二子玉川・自由が丘に多く生息。基本コンサバながら最新トレンドにもうるさく、雑誌「VERY」ならびに専属モデルのタキマキを信奉。東急線沿線(都内側ね)に愛犬とともに住むのがステイタス。

2ブランドをサクッとおさらい

ループウィラーは何回洗濯してもふんわり~
和歌山県に残存する旧式の吊り編み機で、ふんわ~り編み上げるスウェットプロダクトでお馴染み。吊り編みのよさを日本に、いや世界に再認識させた雄。

このショップの名前だけでも覚えといてや~
グラフペーパーは、モバイル型コンセプトストア「フレッシュサービス」などを手掛ける、南貴之氏による「大人のための上質なワードローブ」ブランド。


24G(ゲージ)ユニセックスシリーズの人気作

JOHN SMEDLEY
ジョン スメドレー
ユニセックス ニットカーディガン

幅広リブの前立てがカジュアルな、24ゲージのニットカーデ。ボタンレス&ちょっと長めの丈がポイントで、男女どちらが着ても見事に洒脱な雰囲気になる。メリノウール100%。3万8000円。(リーミルズエージェンシー)

女性が着るとこんな感じ

“シェア”わせ決め台詞
「ロングカーディガンっぽく着られるよ」
 
(オレ的本音)
「ジョンスメのユニセックスって珍しい~♪」

シェア向きパートナーは?
“銀座女子”

モノ選びはトレンドよりも【格】
育ちがよく、買い物といえば子どもの頃から銀座&丸の内。でも雑誌は「GINZA」じゃなくて「25ans」派。高級志向でファストファッションは興味の外。家柄がいい&イケメン&俺様=市川海老蔵タイプに意外と弱い。


’90年代を彩った懐かしブランドがリボーン

FIRST DOWN×FREAK’S STORE
ファーストダウン×フリークス ストア
ボアブルゾン

今季より再始動したファーストダウンは、あの頃の色&ちょいルーズなサイズ感を踏襲。こちらの別注もユニセックス想定のシェア向き企画! 長い毛足のモコモコで暖かさも万全だ。1万1000円。(フリークス ストア渋谷)

女性が着るとこんな感じ

“シェア”わせ決め台詞
「ドロップショルダーでボアって旬だもんね」
 
(オレ的本音)
「高校時代に着てた懐ブランドが復活した!」

シェア向きパートナーは?
“表参道女子”

アンテナが高く、カルチャーも興味アリ
トレンドに敏感で、ストリートテイストのファッションを好む。買い物は表参道・南青山の高感度なセレクトショップを中心に回る。愛読誌は「IN RED」ときどき「Nylon」。好きなタイプはバンプ オブ チキンの藤原基央。


現役薬剤師が手掛ける由緒正しいユニフォーム

Panenka Uniform Supply
パネンカ ユニフォーム サプライ
サージカルガウン

1950年代赤軍(ロシア軍)医療班の手術着を再構築した一着。前後のパターン差がほぼなく、下のように着る向きを変えるだけでイメチェンできちゃう。リネン55%、綿45%。フリーサイズ。1万2800円。(パネンカ)


逆スタイル

 

前後逆で男性も◎

女性が着るとこんな感じ

“シェア”わせ決め台詞
「コレ、リバーシブルで二度オイシイから♪」
 
(オレ的本音)
「’50年代ロシア赤軍の手術着が元ネタなんだって!」

シェア向きパートナーは?
“吉祥寺女子”

コールマンのチェアを抱えて井の頭公園にGO
アウトドアやワーク系などを着こなす術に長けるボーイッシュ女子。「LaLa Begin」「CLUEL」を愛読する。ハンバーガーはモスorフレッシュネス、映画は単館系。好きなアーティストはフィッシュマンズとハナレグミ。


軽くて暖かい、実にナイスな素材替え

Champion×WORK NOT WORK
チャンピオン×ワーク ノット ワーク
ポーラテック フリースパーカ

ポーラテック社のフリース、ウインドプロを使用。スウェットじゃないから裾リブがなく、かつ後ろ裾が長めのドロップテールだから柔和な印象に。1万3800円。(ワーク ノット ワーク アーバンリサーチ KITTE丸の内店)

女性が着るとこんな感じ

“シェア”わせ決め台詞
「BOX型だから裾がスッキリ見えるよ」
 
(オレ的本音)
「あえてのスウェットじゃない生地、ナイスッ♪」

シェア向きパートナーは?
“表参道女子”

アンテナが高く、カルチャーも興味アリ
トレンドに敏感で、ストリートテイストのファッションを好む。買い物は表参道・南青山の高感度なセレクトショップを中心に回る。愛読誌は「IN RED」ときどき「Nylon」。好きなタイプはバンプ オブ チキンの藤原基央。

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。