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時計とスニーカーの奇妙な関係とは?「男と女の通称“デジツナ缶”談議」

セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデル

セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデル
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セイコー伝統の“ツナ缶”シリーズに初めて登場した全面デジタルフェイスのコレクションとして、発売以来大好評のセイコー プロスペックスの「フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデル」。そこに今秋、新たにオールホワイト or オールブラックモデルが登場しちゃいました! これがまた、イマどきのカジュアルに絶好の仕上がり。とくに足元がスニーカーのときに最高のマッチングを見せるんですよ。具体的にどこがどうスニーカーと響き合うのか? スニーカーに一家言ある男女お二方に語り合っていただきました。

時計&スニーカー悦なお二人

時計&スニーカー悦なお二人

ニューバランス ジャパン 商品企画 アパレル事業部 MDチーム松本充史さん

某アパレルメーカーのMD&バイヤーを経て、7年前に入社。フットウェアのMDを5年間務めた後、2年前から現職に。趣味はゴルフ、映画鑑賞。

ビームス プレス 桑原優季さん

ビームス入社4年目。新宿、池袋の店舗スタッフを経て、1年前からレディス部門のプレスに抜擢される。趣味は食べ歩き。餃子の名店と聞けばどこへでも。

桑原:
もっとガツンと男っぽい時計をイメージしていたんですが、“デジツナ缶”って女性が着けても全然おかしくないんですね。今回紹介する2本はプラスチックベゼルを装着した新作とのことですが、とくにこちらのオールホワイトはフェミニンな雰囲気があり、個人的にもとても気になるなぁ。

松本:
桑原さん、デジツナ缶のことご存じでした?

桑原:
じつはe-Beginでこの連載のVol.1Vol.2を読んで予習してきたんです(笑)。この「セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデル」のデザインは、もともとマニアに“ツナ缶”と呼ばれるセイコーの本格ダイバーズウォッチをルーツとしているんですよね。

松本:
伝統の外胴プロテクター構造にはクラシックなアナログ表示が似合うと思っていたんですが、全面デジタルフェイスもいいですね。タフなデザインとマッチしていて。

桑原:
この価格帯のデジタル時計ってどこかポップで子供っぽいイメージになりがちなのに、デジツナ缶には一定の高級感があり、大人が違和感なく着けられそう。

松本:
あとデジタル表示で同時に2か国の時間帯を表示するところもいいな。アナログ表示のGMTウォッチと違って、これだと一瞬でローカルとホームの時間を把握できるから。海外出張の際にとても重宝しそうです。

桑原:
松本さんの会社は本社がアメリカですものね。

松本:
そう、ボストンに本社があるんです。だから前からこういうデジタル時計を探していたんですが、文字盤で2か国の時間を同時表示できるものって意外に少ないんですよ。

桑原:
へえー、そうなんですね。

ブラックモデルも!!

ブラックモデルも!!
松本:
しかも定期的な電池交換が不要なソーラー駆動というところも嬉しい。というわけで個人的にただでさえ食指の動くモデルなのに、今回紹介する新作2本はさらにボク好みになったような(笑)。オールホワイトとオールブラックでテイストは随分異なりますが、両者ともどこかクリーンな雰囲気があり、ファッション性も高まった気がします。

桑原:
ファッションのハズシや引き締めるポイントとして、大活躍してくれそうですね。松本さんがいるから言うわけじゃありませんが、ちょっとニューバランスのスニーカーと似ているような気もします。ともに幅広いファッションに合わせることができますから。

松本:
セイコー プロスペックスとニューバランスのスニーカーは、そもそも立ち位置が似ているんですよ。ニューバランスの靴はアーチサポートや矯正靴としてスタートしている。プロスペックスも、もともとはプロ仕様のダイバーズウォッチ。つまり両方ともしっかりした背景を備えているんです。それがいつしかタウンユースで使う人が出てきて、今ではファッションアイテムとしても人気を博している。

しっかりした背景を備えているところがNBとプロスペックスは似ていますね

ニューバランス 松本さんによるコーディネート案

松本さん

ニューバランス 松本さんによるコーディネート案
ニューバランスのゴアテックスジャケット7万9000円、同スニーカー(M990BK4)2万5000円。(問)ニューバランス ジャパンお客様相談室☎︎0120-85-0997 ビームスのカットソー6000円、同パンツ1万1000円。(問)ビームス 原宿☎︎03-3470-3947

桑原:
今、スニーカーをキレイめなカジュアルスタイルに合わせることが流行っていますが、そこにもこの時計はピタリとハマりますね。

松本:
今回、ボクが考えたコーディネートはまさにそんな感じ。オールブラックのデジツナ缶に、ニューバランスの黒の「M990」を合わせ、ちょっとモノトーンライクにまとめてみました。

桑原:
都会派のスポーツMIXといった感じでいいですね。シンプルなのに、程よくボリュームある時計とスニーカーがアクセントとなり、とても洒落て見えます。今のベーシックなカジュアルにはこういう小物のチョイスが大切なんだと改めて感じますね。

松本:
一方、桑原さんのコーデは色使いがさすがにうまいですね。

桑原:
ありがとうございます。トップスはパープル、パンツはそれと相性のいいブラックウォッチ柄と、秋冬らしくちょっとダークなカラートーンでまとめてみました。ここに黒の時計や靴を合わせてしまうと全身が重たく見えてしまいますが、オールホワイトのデジツナ缶と、足元のライトグレーの「M996」により、軽く仕上がったかなと。

今までの「セイコー プロスペックス フィールドマスターLOWERCASE プロデュースモデル デジタル」はアルミニウム製のベゼルだったが、今回紹介する2本の新作(「SBEP011」「SBEP013」)ではこれをプラスチックに変更。これによりケースやストラップと色味を合わせたワントーンとなり、よりクリーンなイメージに仕上がった。
今までの「セイコー プロスペックス フィールドマスターLOWERCASE プロデュースモデル デジタル」はアルミニウム製のベゼルだったが、今回紹介する2本の新作(「SBEP011」「SBEP013」)ではこれをプラスチックに変更。これによりケースやストラップと色味を合わせたワントーンとなり、よりクリーンなイメージに仕上がった。

ピーチスキンのように表面が若干起毛したストラップはシリコン。肌ざわりがとてもよく、しなやかに手首にフィットする。じつはコレ、もっと上の価格帯の高級スポーツウォッチに用いられるものと同クオリティで、経年劣化にも強いのだ。
ピーチスキンのように表面が若干起毛したストラップはシリコン。肌ざわりがとてもよく、しなやかに手首にフィットする。じつはコレ、もっと上の価格帯の高級スポーツウォッチに用いられるものと同クオリティで、経年劣化にも強いのだ。

今のベーシックカジュアルは時計とスニーカーのチョイスが鍵

ビームス 桑原さんによるコーディネート案

桑原さん

ビームス 桑原さんによるコーディネート案
ビームスのハイネックジッププルオーバー1万1000円。同ハイネックカットソー7000円。同チェックパンツ1万3000円、以上(問)ビームス 原宿☎︎03-3470-3947 ニューバランスのスニーカー(M996DK) 2万7000円。(問)ニューバランス ジャパンお客様相談室☎0120-85-0997

桑原:
ところで松本さんは今回紹介した2色のうち、どちらがお好みですか?

松本:
ユニセックスな感じがするホワイトもいいけれど、けっこうコンサバ志向なもので(笑)、より男っぽいブラックのほうでしょうか。デジタル表示ということで現代のミリタリーギアみたいな雰囲気もそこはかとなく漂うのもいいですね。

桑原:
でも今日の松本さんのような装いにあえて白を着けるのも素敵じゃないかしら。ポイントとしてとても効果的だと思いますよ。ほんのりモードなテイストも漂ってきて。

松本:
たしかにそれは言えますね。

桑原:
さっき編集の方から聞いたのですが、このシリーズでオールホワイトが出るのは今回が初とのことです。

松本:
そう聞くと俄然この白も欲しくなりました。ベゼル、ケース、ストラップと、それぞれの色調がワントーンに統一されているところもいいんだよなぁ。これは黒にも言えることですが。

桑原:
そのために今までアルミニウム製だったベゼルをあえて発色のいいブラスチックに変えたそうです。

松本:
細かいところまでこだわっていますね。桑原さんはやっぱり白のほうが好きですか?

桑原:
最初はそう思ったんですが、今季女性の間ではストリート系のコーデが流行っているので、そういうスタイルには黒でキリリと手元を引き締めたほうがカッコいいかなと。迷いますね……。

松本:
でしょう?

桑原:
思い切って2色とも買って、パートナーの方とその日の装いや気分で交換し合ってもいいかもしれませんね。

松本:
あぁたしかにそれはいい手かも。奥さんに相談してみようかな(笑)。

シロクロつけられませんでした!!

シロクロつけられませんでした!!

セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデル
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SBEPO11
ただいま大人気の“デジツナ缶”こと「セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASE プロデュースモデル」に、爽やかなオールホワイトモデルが登場。このワントーンは、新たに採用したプラスチックベゼルだからこそ実現したもの。ちなみに搭載するソーラー駆動のデジタルムーブメントは今シリーズのために新開発したもので、デュアルタイムやワールドタイムなど多彩な機能を備える。「SBEPO11」。径49.5㎜。プラスチックケース(裏蓋はステンレス)。シリコンストラップ。20気圧防水。2万6000円。

こちらはオールブラックバージョン。従来の“デジツナ缶”にもオールブラックはあるが、プラスチックベゼルの質感や発色の美しさにより、一層クリーンな雰囲気が強まっている。アルミベゼルタイプより若干価格が抑えられているのも嬉しいポイントだ。「SBEPO13」。径49.5㎜。プラスチックケース(裏蓋はステンレス)。シリコンストラップ。20気圧防水。2万6000円。

SBEPO13

※表示価格は税抜きです。

  • Vol.1 “デジツナ缶”のファッション悦
  • Vol.2 “デジツナ缶”のリゾート悦
  • Vol.3 “デジツナ缶”のスニーカー悦
  • Vol.4

(問)セイコーウオッチお客様相談室
TEL:0120-061-012

写真/植野 淳 文/吉田 巌(十万馬力) スタイリング/佐々木 誠 ヘアメイク/sachi

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