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ビルケンシュトックの1stモデルを知ってます? 案外知らない人も多く、2本ストラップの定番アリゾナ?って声も多いですね。じつはビルケンのイメージとしては意外、シャワーサンダルのようなマドリッド。ただこのシンプル顔がビルケンの極意です。

1963誕生の1stモデル ビルケンシュトックのマドリッド
【1963】1stモデル/マドリッド

ビルケンシュトックのマドリッド

大戦で負傷した兵士や、ナースに履かれた医療用サンダルがベース。ビルケンシュトックブランド初のモデルで、コンフォートシューズの分野を確立した一足とされている。発売から変わらず、熟練の職人が手掛けるドイツ製。7500円(ビルケンシュトック・ジャパン)

 

1973誕生の2ndモデル ビルケンシュトックのアリゾナ
【1973】2ndモデル/アリゾナ

 

1978誕生の3rdモデル ビルケンシュトックのマドリッド
【1978】3rdモデル/ボストン

 

幅の広さも2種類ある

レギュラーとナロー
幅の広さはレギュラーとナローの2種類

 

トップ“アーチ”ストの思想から生まれた

愛用履きしているライターの秦さんは語ります。

「ビルケンシュトックのサンダルは矯正や医学的観点から生まれました。1963年に誕生したマドリッドのルーツは、負傷兵がリハビリで履いたサンダル。足を固定しないワンストラップ、フットベッドも足裏に力を入れ、健全な足を作るための形状。あえて足にフィットしない作りだったんです」。

シャワーサンダルのようなビルケンシュトックのマドリッド
深みがあり、つま先で踏ん張るので足が鍛えられる。

つまりシンプルなマドリッドこそ、フットベッドの概念を生んだトップアーチストの思想が色濃く反映されている。「ビルケンを履き続けると、体が軽くなる」と支持の声がありますが、原点はマドリッドにあったんです。

秦 大輔さん
買い説者:ライター 秦 大輔さん

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/若林武志 武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 桐田政隆 臺代裕夢 スタイリング/鈴木 肇 イラスト/TOMOYA 田中 斉

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