人気デニム6ブランドの”売れ筋”モデル調査
すべてのジーンズのベンチマークとなっているリーバイス501はもちろんだけど、ほかの人気デニムブランドもやっぱり気になる。ってことで、ヒステリックグラマー、A.P.C.、ウエアハウス、オアスロウ、デンハム、レッドカード、デニム代表6ブランドの最新売れ筋モデルを調査しました。
1.ヒステリックグラマー/HYSTERIC GLAMOUR
スリムストレート
股上:24.5cm/ワタリ:27cm/裾幅:16cm(30インチの場合)
[売れ筋POINT]
表情はヴィンテージ。穿くとスタイリッシュ
1960年代のヴィンテージの表情を再現したオリジナルのセルビッジデニムを用い、加工もリアリティ満点。一方、シルエットは現代的に洗練されたシャープなフィット。右の前ポケットを飾るスタッズワークがブランドのアイコンだ。2万8000円(ヒステリックグラマー)
創立/1984年
2.アー・ペー・セー/A.P.C.
プチスタンダード
股上:20cm/ワタリ:25cm/裾幅:19cm(30インチの場合)
[売れ筋POINT]
品よくクリーンに穿けるミニマル顔
セルビッジ生地が使われたタイトストレートの一本。腰のパッチや尻ポケの飾りステッチなど装飾を排したミニマルデザインに、創業より30年にわたってブランドの顔を担う濃紺デニムが相まって、ソリッドな印象に。2万円(アー・ペー・セー カスタマーサービス)
創立/1987年
3.ウエアハウス/WAREHOUSE
セカンドハンド1606
股上:27cm/ワタリ:29cm/裾幅:15.5cm(30インチの場合)
[売れ筋POINT]
最初からジャスト丈。だから裾上げ不要!
こちらのシリーズは「切らずに穿ける」ジャストレングス設定になっているのがキモ。この1606モデルは、’60年代のジーンズをモチーフにした、テーパードシルエットが特徴だ。2万4000円(ウエアハウス東京)
創立/1995年
4.オアスロウ/ORSLOW
スタンダードデニム105
股上:28cm/ワタリ:30cm/裾幅:20cm(30インチの場合)
[売れ筋POINT]
流行に左右されないこれぞジーンズの王道
ブランドのデビューから続く看板モデルは、1960年代初期のヴィンテージを分解し、糸やインディゴ染め、旧式力織機の設定など徹底的に研究。さらに細かなパーツ類、パイプドストレートのシルエットも見事に蘇らせた正統派だ。1万9800円(ベースデニムプロダクツ)
創立/2005年
5.デンハム/DENHAM
レイザー
股上:25cm/ワタリ:29cm/裾幅:17.5cm(30インチの場合)
[売れ筋POINT]
脚長効果も望める巧妙な美シルエット
2014年の発売よりNo.1セールスを続けているスリムフィットモデルは、美脚&脚長なスタイルアップ効果も人気の理由。なかでもこの一本は、イタリアの高級デニム地メーカー、カンディアーニ社のストレッチ素材を使った上位タイプ。4万6000円(デンハム・ジャパン)
創立/2008年
6.レッドカード/RED CARD
リズム
股上:24.2cm/ワタリ:29.8cm/裾幅:16.9cm(30インチの場合)
[売れ筋POINT]
フィットも丈も加工も日本人の体型に合う!
数々のヒット作を生み出してきたデニムマイスター、本澤裕治氏がプロデュースするブランド。細身テーパードのこちらは、フィット、裾上げ不要のジャストなレングス設定、色落ちの入れ方など、隅々まで日本人の体型に根ざした作り込み。1万9000円(ゲストリスト)
創立/2009年
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年5月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一(BOIL) 文/押条良太(押条事務所) 吉田 巌(十万馬力) いくら直幸 秦 大輔 礒村真介 桐田政隆 黒澤正人 トロピカル松村 伊藤美玲 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/HACHI(Bello)