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いつも通りに見えて……“2度手に入らぬ”激レア〜っ!?
ニューバランスのこの996なんか違う……ぞ!
“996”は今年で誕生35周年。というわけでバリエーション豊かに展開されていますが、ここへきて最強のオーラを纏った996が登場! 同じようで何かがスゴい、謎多き996の秘密を探りに、ニューバランスラブ♡な担当編集&ライターが工房へ突撃取材してきました!
Made in JAPAN 996 まさかの日本製。「佇まいの違い」はそこに秘密が!?
「996」を復習しておこう!!
世代を超えて愛される、最もクラシックな900番台の名品
オンロードランニング用に開発された900番台の3代目として1988年に誕生。2代目と同様、ミッドソールにエンキャップ&Cキャップを搭載し、優れたクッション性を実現した。クラシックかつシャープな顔立ちにファン多し。
なんか違う? なにが違う?
まずニューバランス好き2人が好き勝手語ってみた!
左/ライター 秦 大輔 編集部セキグチとのタッグでニューバランス記事を担当してきた動物好き。さまざまな品番を履いてきたが、フォルムがインドサイに似てる!?1700が好き。
右/編集部 セキグチ 10年以上にわたってニューバランス記事を担当。アメリカ&イギリスの両工場を訪れたのは永遠の自慢。ボストンにて購入した990v4を溺愛する。
どこをどう見ても美しい! オーラだだ漏れの996
セキグチ
これまでニューバランスの原稿をさんざん書いてもらったじゃないですか。突然ですが、そんなハタさんから見た“996”ってどんな品番ですか?
ハタ
クラシックニューバランスの代表格の1つかなー。574とかあのあたりと似ているんだけど、もうちょっとシュッとした印象があって、ツウな大人が履いているイメージ。35周年というので、最近いろいろなモデルが出ているよね。
セキグチ
そうなんです。今回紹介するのも35周年のアニバーサリー996なんですけど、ちょっと見てくださいよ。──何かが違うと思いません?
ハタ
んんん!? 違うねー。何が違うってはっきりわからないけど、とりあえずオーラが全然違う! 凄いねコレ。
セキグチ
そーなんですよ! オーラがハンパじゃないんです。でも、どこがどう違うから凄いってわかります?
ハタ
えー、作りがキレイなのは間違いないんだけど、具体的にどこが違うかと言われるとわかんないかな。でも、まずグレーの発色がマイルド(※問1)な気がするんだけどどうだろう? ベージュみ掛かっているというか……。
セキグチ
確かに! あんまり見ないトーンのグレーな気がしますね。それに、ピッグスキンのキメが細かいからか、しっとりしていて高級感がある。
ハタ
あー、絶対いい革使ってるね。
セキグチ
それから、なんかこう全体に曲線美を感じる(※問2)んですけど……。
ハタ
だね。丁寧に吊り込まれた革靴みたいなフォルムというか、木型が入ってるんじゃない?ってくらい立体的。
セキグチ
じつはこれ、日本製なんですよ。『ミムラボ』の職人がハンドを駆使しながら作ってるとのことです。
ハタ
そうなんだ! 合点がいくわ。ミムラボってアスリート御用達のオーダーメイドシューズを作ってるところでしょ? 多くのメダリストの靴を手掛けた伝説のシューズ職人の……。
セキグチ
三村仁司さんですね。いまミムラボは、アスリート向けのニューバランスのオーダーシューズを手掛けていて。
ハタ
これまた贅沢な996なのね。刺繍もよく見ると金色だ。てかあれ? 996の“N”がぷっくりしてる(※問3)気が……こんなに盛り上がってたっけ?
セキグチ
いや、フラットだったはず。そんな細かいとこよく気づきますね。
ハタ
いや……でもどの違いも、確かめないとホントに違うのか自信ない。
セキグチ
ですよね。そう思ってじつは工場取材の予約を取ってるんです。
ハタ
エッ、作ってるとこ見れるの!?
セキグチ
ライター冥利に尽きるでしょう? というわけで、いざ加古川!
問1~3の“答え合わせ”に独占工場取材へ!
商品の問い合わせ先/ニューバランスジャパンお客様相談室
☎ 0120-85-7120
https://shop.newbalance.jp/
※表示価格は税込み
写真/竹内一将、奥山祐太(以上、Ye) 文/秦 大輔 スタイリング/武内雅英