当時のアイコンは赤十字と蛇。衛生兵が重宝した「メディカルバッグ」って?
みんなが街使いしていたあの人気バッグは、ミリタリー由来だった!? 今回は「メディカルバッグ」の歴史を紐解きつつ、ミリタリー色がいい具合にアク抜きされた今買えるイチオシアイテムもご紹介します。
衛生兵が重宝したメディカルバッグ
緊急の手当てに必要な薬品や治療具を収めるための衛生兵用小型バッグ。初期は横長が主流だったが多数の型が存在する。
[1945年頃〜]
赤十字と蛇マークが当時のアイコン
米軍のファーストエイドキットケース。同軍の紋章の一種カドゥケウス(双翼×マーキュリーの杖×蛇の組み合わせ)と赤十字マークのダブルプリントのモノはミリオタ垂涎の意匠だ。素材はコットン、またはナイロン。
今欲しいデイリーメディカルバッグはコレ!
アーツ アンド クラフツのドローストリングスポーチS
小物入れのバッグインバッグにどう?
米軍のメディカルポーチがモチーフの巾着タイプ。生地はバブアーでお馴染みの英・ミラレーン社製ワックスコットンだ。φ16×H19cm。各8000円。(エバーグリーンワークス)
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年4月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 野町修平 上仲正寿 斉藤遼子 文/秦 大輔 山田純貴 桐田政隆 トロピカル松村 伊藤美玲 礒村真介 今野 壘 スタイリング/武内雅英(CODE) 取材協力/中田商店