スニーカーからの履き替えは“マイルドモカシン”が丁度いい!

大人顔にして開放感はスニーカーを超える!?

スニーカーもそろそろいいかな…なんてスニーカーからの履き替えを検討しているアナタ。こちらで紹介した短靴タイプのブーツと併せてオススメしたいのが、履きやすいマイルドなモカシンです。

まず1つ目は「パラブーツ」の永世定番デッキシューズの“鹿革”版。ナチュラルなシボが織りなす豊かな表情もさること、特筆すべきはその超がつくしなやかさ! もう冗談抜きに、履いてるか履いてないかわからない!? ってほど優しい足当たりなんです。それでいて、鹿革という高級素材を使いながら、お値段据え置きというのも嬉しいところ。

2つ目の「ランコート」は、甲以外を極厚のレザーで継ぎ接ぎなしで袋状に縫い合わせており、まるで足が包み込まれたよう。さらにモカシンでは珍しいクレープソール仕様が履き心地をさらに高めてくれます。どちらも楽チンに慣れた我々の脱・マンネリに効きますよ!

 

Paraboot
パラブーツのバース

仏海兵隊御用達デッキシューズのアッパーを、薄手のしなやかな鹿革に載せ替え。シボの味もさること、これにより持ち前の屈曲性がさらに向上。かつてないほど優しいフィット感が味わえる。2万7000円。(問)パラブーツ青山店 ☎03-5766-6688

 

牛より柔らかい鹿パラブーツ

 

お馴染みのマリンソール

バースのマリンソールはそもそもが潜水艦の濡れた甲板の上でも滑りにくく、艦内で足音が響きにくいよう開発されたもの。屈曲性にも優れるため、柔らかな鹿革との相性も◎だ。

 

王首のマリンの白パン+デッキコーデ


ディアスキンならではのシボ感とともに、深緑の美しい発色も見どころ。というわけで、白パンと合わせればグリーンの主張も際立つ。

フリーマンズスポーティング クラブのジャケット5万4000円(フリーマンズ スポーティング クラブ 東京) チャンピオンのカットソー5500円(フリークス ストア渋谷) オムニゴッドのパンツ1万8000円(オムニゴッド代官山)

 

FREEMANS SPORTING CLUB
フリーマンズ スポーティング クラブ別注 ランコートのベネシャンローファー

米国・メイン州のファクトリーにて手縫いされる、今では希少なモカシン。極厚レザーの野性味あふれるアッパーに、どこかポップなパンチングの意匠が映える。5万5000円。(問)フリーマンズ スポーティング クラブ 東京 ☎03-6805-0490

 

足馴染み抜群極厚一枚革

 

ソフトなクレープソール

オイルのたっぷり入った極厚レザーアッパーは、履き込むほどに足に馴染む。弾力に富むソフトタッチのクレープソールと相まって、履き心地はコンフォータブルそのものだ。

 

スポーティルックもOK!


いつものカジュアルをボリューミィなフォルムで、グッと男らしく彩ってくれるのだ。

キャプテン サンシャイン×マーモット×フリークス ストアのパーカー3万3000円(フリークス ストア渋谷) デサント オルテラインのカットソー6000円(デサントお客様相談室) フリークス ストアのパンツ6400円(フリークス ストア渋谷)その他はスタイリスト私物。

 

※表示価格は税抜き

 


[ビギン2018年4月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 野町修平 上仲正寿 斉藤遼子 文/秦 大輔 山田純貴 桐田政隆 トロピカル松村 伊藤美玲 礒村真介 今野 壘 スタイリング/武内雅英(CODE) 取材協力/中田商店