渡辺 力氏が愛した“銅”の時計なら、お部屋がひと味違う存在感に!

インテリアを一気に模様替え! なんて、大金をかけて頑張る必要はありません。部屋をお洒落にしたいなら、独特の個性を持つ「和名作」を、いつもの部屋に「+ プラス」するだけ。そう、「和を“和”」すればいいのです! 日本人なら知っておきたいインテリ知識とともに“どう使う?”を解説しながら「和名作」をご紹介します♪

 

レムノスの“銅”リキクロック
床材や柱材を選ばず、さらりと部屋に馴染む!

デザイナー渡辺 力氏自身がこよなく愛したデザインを、こよなく愛した素材である純銅の枠で表現。ちょい高級なリキクロック「銅の時計」は、細身のフォントや余白といったデザインが生む持ち前の品のよさに、さらなる磨きがかかっています。その気品あふれる輝きはあらゆる部屋に馴染みつつ、格上げしてくれることウケアイ!!

 

定番モデルの書体はCBS放送で使われたもの

リキクロックは書体に並々ならぬこだわりがある

リキクロックには「CBS DIDOT」というフォントが用いられているが、これは米国・CBS放送のそれ。銅のリキクロックは「BERNHARD TANGO」という書体で、本来は大小バラバラなところをサイズ調整して用いている。

 

レムノスのリキクロック「銅の時計」

デザイナーが最も愛した金属=銅を用いた記念版

渡辺 力氏の100歳を記念して製品化された、銅枠バージョンのクロック。カチッ音のないスイープセコンドによる静粛性も密かな魅力だ。φ20.4×D6cm。1万8000円。(問)タカタレムノス東京ショールーム ☎03-5981-8120

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/秦 大輔 安藤菜穂子 スタイリング/近藤有倫 イラスト/TOMOYA 取材協力/ジョー スズキ