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インテリアを一気に模様替え! なんて、大金をかけて頑張る必要はありません。部屋をお洒落にしたいなら、独特の個性を持つ「和名作」を、いつもの部屋に「+ プラス」するだけ。そう、「和を“和”」すればいいのです! 日本人なら知っておきたいインテリ知識とともに“どう使う?”を解説しながら「和名作」をご紹介します♪

 

奥原硝子製作所の琉球ガラスコップ

奥原硝子製作所の琉球ガラスコップ
民藝の重鎮が認めた、琉球クラフトブームの火つけ役

民藝界の重鎮、益子のハマショーこと濱田庄司に見出され、その素晴らしさが本土に伝えられた琉球ガラス。奥原硝子工房は、現代の名工、桃原正男氏が1952年に設立。現在も当時の製法を守って製作されている。

うっすらと青い「ライトラムネ」シリーズは、透明に見えて実は青みを帯びている板ガラスを材料にしたもの。丸いフチは色が集まってラムネ色が濃く見え、水を入れたグラスに光が当たると透明感のある沖縄の海のような自然な美しさに。ぽってりとした形もカワイイんです♡

 

奥原硝子製作所の琉球ガラスコップ

琉球ガラスはビンなどを使った再生ガラスのこと

戦前から廃ビンを使って透明なガラスが作られていたが、戦後アメリカから入った色付きガラスのビンを使ってみたところ米軍兵士が本国への土産として持ち帰り、アメリカでブームに。これが現在の琉球ガラスの原型となっている。

 

奥原硝子製作所の琉球ガラスコップ

ほんのり帯びた青みが、心をそそる

奥原硝子製作所の琉球ガラスコップ

ぽってりとした飲み口はあのコの唇のよう♡

現在では沖縄最古の工房となった奥原硝子製作所。「ライトラムネ」のシリーズ名は、以前ラムネビンを材料にしていたことから名付けられている。光が当たると、なんとも美しく幻想的。各1500円。(問)ポートリバーマーケット ☎098-911-8931

 

さらに沖縄で発見!!

琉球藍でUSネイビーの新鋭「やちむん」

“琉球藍でUSネイビー!?”の新鋭「やちむん」

沖縄の窯で焼かれる陶器=「やちむん」は、インテリア巧者の愛用率が高いアイテム。そんな「やちむん」に、新たなスターを発見! 鮮やかなブルーのストライプがUSネイビーを思わせる意匠で、すでに“欲しい!”をそそりますが、実はコレ、陶器同様に沖縄の伝統工芸のひとつである琉球藍の泥藍を釉薬に使っているんです。

なんて小洒落た!と思いましたが、「ラルフ ローレン」など長らくアパレル業界で活躍したオーナーが運営するプライベートホテル&ショップ「オールズ」のオリジナルと聞いて納得。めっけモンです。

オールズのやちむん

編集長ミツキも御用達!
琉球藍でUSネイビーの新鋭「やちむん」

“琉球藍”の釉薬でブルーストライプを

ボウル1800円、プレート(M)4200円、プレート(L)7200円、マグカップ2400円。(問)アクメ ファニチャー 渋谷店 ☎03-5728-5355

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/秦 大輔 安藤菜穂子 スタイリング/近藤有倫 イラスト/TOMOYA 取材協力/ジョー スズキ

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