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毎日のようにケアが必要な衣類のメンテ=メインは洗濯ってことで、ここでは「洗濯王子」としても名を馳せる中村祐一さんに取材。あまりに身近すぎておざなりになりがちな洗濯&メンテのあれやこれやをお送りします。今回のテーマは、着るほどに衿裏にこびりつくシャツの「黄ばみ」対策をお届け。

 

じつは…シャツの黄バミはお湯洗剤のコンビネーションで落ちる
皮脂汚れはお湯で落とす!

「白い綿シャツの衿裏にこびりつく黄バミ。その原因は皮脂ですが、時間が経っているため漂白剤が必要です。また漂白剤には塩素系と酸素系がありますが、前者は強すぎるので、酸素系を使いましょう」。皮脂汚れがもっとも落ちやすい温度は40℃前後。「そのため、30分程度お湯で浸け置きすると効果テキメンです」。

 

Before
→頑固な黄バミが…

シャツの黄ばみBefore

皮脂汚れが溜まり、空気に触れて酸化したものが黄バミの原因。白シャツの宿命といえば宿命だが、衛生上&精神衛生上よろしくない。

 

【1】30分浸け置き

30分浸け置き40~50℃のお湯

用意するのは酸素系の漂白剤と粉末洗剤。両者を40℃くらいのお湯に溶かして30分ほど浸け置きする。これで成分が浸透する。

 

【2】洗濯機で洗う

洗濯機で洗う
コースは標準

仕上げに、いつも通り洗濯機で洗う。先ほど浸け置きしていた液のまま洗濯槽に投入してもOK。すすぎをするという意味もある。

 

After
→こんなにスッキリ!

シャツの黄バミAfter

以上のワザを実際に編集部員が試してみたところ、ご覧の通り。巷では鍋でグツグツ煮るワザもあるが、そこまでいかなくてもこんなにスッキリ。達人有難う。

 

メンテグッズ

メンテグッズ

右/花王の〈アタック 高活性バイオEX〉(1.0kg)実勢価格379円前後。(問)花王 TEL.0120-165-693  左/シャボン玉石けんの〈酸素系漂白剤〉(750g)400円(問)シャボン玉石けん TEL.0120-4800-95

 

メンテナンス達人 洗濯家中村祐一さん

[ 洗濯家 ]
中村祐一さん

メンテナンス達人
家業がクリーニング店だったことから洗濯の奥深さに目覚め、日本初の洗濯アドバイザーとして活躍。メディアへの出演も多数。

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/山田純貴 間中美希子 礒村真介 黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠

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