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モーリス・ラクロアのポントス S クロノグラフ

文字盤とマッチングカラーの交換用ナイロンストラップが付属

スイス・チューリッヒの商社であるデスコ・フォン・シュルテス社(1889年創業)によって、1975年に誕生したモーリス・ラクロア(MAURICE LACROIX/2001年以降、モーリス・ラクロア社が製造・販売)は、スイス北西部ジュラ州セイネレジェでクラシックとモダンが融合した洗練さを極めたデザインの機械式時計を展開する名門です。

今回、ここに紹介する「ポントス S クロノグラフ」は、9月に同ブランドが「ポントス(PONTOS)」コレクションの注目作として投入したモデルとなります。スタイリッシュで視認性にすぐれたデザインが人気の「ポントス」では、多彩なモデルが展開されてきましたが、この新作ではクラシックベースのスポーティさはそのままに、これまで以上に優雅で端正な顔立ちに。結果、ことにコンサバ指向のスポーツウォッチ党が大いに好むであろう、普遍性ある顔立ちのクロノグラフに結実しております。

縦長のプッシュボタンや特徴的なダブルステップラグなど、一部のディテールデザインでは従来の「ポントス クロノグラフ」を継承。ケースはサテン&ポリッシュの2通りの仕上げを取り入れたことで、立体感を強調して見せています。また、搭載されている自動巻きキャリバー「ML112」のローターにはコート・ド・ジュネーブ装飾(ジュネーブ波形とも呼ばれる美しい縞模様)が施されており、ケースバックのサファイアクリスタルをとおして、テンプなどの脱進調速機や回転ローターなどの精緻な動作とともに、それらの美しい仕上げを見ることができます。

色バリではシルバーホワイト文字盤とダークブルー文字盤の2色から選択可能。ともに3連SSブレスレットが標準装備されますが、これ以外にも文字盤とマッチングカラーのナイロンストラップ(裏地はヌバックレザー)が付属するので、シーンやスタイルに合わせて付け換えて楽しめます。

モーリス・ラクロアのポントス S クロノグラフ

ケースバックから、ローターのコート・ド・ジュネーブ装飾&サンブラッシュ仕上げ(光を捉えて分散させる控えめな光沢)や、ブリッジなどのペルラージュ装飾(真珠模様の装飾)の美しい仕上げが目の当たりにできる。

モーリス・ラクロアのポントス S クロノグラフ

サンドブラスト仕上げ(盤面に粒子を吹き付けることでマットな質感となり、光の反射を抑えて視認性を高める)が施された文字盤では、3時位置に日付&曜日表示、9時位置にスモールセコンド、12時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計を配置。針&インデックスには「スーパールミノバ」が塗布され、暗所での視認性を確保している。また、タキメーター表示機能付きのベゼルは耐傷性にすぐれたセラミック製だ。写真は、シルバーホワイト文字盤タイプに付属のダークグレーのナイロンストラップを装着した例。

モーリス・ラクロア
「ポントス S クロノグラフ」

品番:PT6038-SSL2H-130-A(シルバーホワイト文字盤タイプ)、PT6038-SSL2H-430-C(ダークブルー文字盤タイプ)
駆動方式:自動巻き
キャリバー:「ML112」
パワーリザーブ:約42時間
防水性能:10気圧防水
ケース径:43mm
ケース素材:ステンレススチール
ベゼル素材:セラミック
バンド素材:ステンレススチール
付属品:交換用ナイロンストラップ(シルバーホワイト文字盤タイプにダークグレー、ダークブルー文字盤タイプにダークブルー付属)
価格:各42万9000円

問い合わせ先/モーリス・ラクロア(DKSH MESジャパン) cg.csc1@dksh.com
https://www.mauricelacroix.com/jp_ja/

※表示価格は税込


文/山田純貴

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