じつは……靴のメンテナンスはシューツリーを入れて行わないとキレイにならないって知ってた?
酷使を余儀なくされる靴は、ことにメンテナンスが重要。ってことでビギンは、これまで何度も靴のメンテを取り上げてきましたが、その道の達人によると、まだ「じつは」な意外性ある秘術があるのです! 今回は意外と持ってない方も多いシューツリーの必要性について解説します。
じつは……メンテナンスするときはシューツリーを入れて行わないとキレイにならない!
靴磨き重点箇所の履きジワをシューツリーで伸ばしてお手入れを!
シューツリーって靴の保形用として保管時に使うモノ。ですが「じつはケア時にも必須です。シューツリーで靴をのばすことで、履きジワ部分がしっかりケアできるからです」と小島さん。歩行時の伸縮でダメージを受けているだけに、この部分はとくに入念にケアしたいですもんね。達人の皆さんは、靴にシューツリーを入れてケアしているんです。
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シワ部分がケアできない!
ツリーを使わず、履きジワがそのままの状態でケアするとブラシや布を入れにくいばかりか、谷部分にクリームが残りやすい。
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使ったシューツリーはコレ!
ネジ式でテンションの微調整が可能な「キングヤード プレステージヒンジドシューツリー」。高級感あるブナ材製。8000円。(問)荒川産業 TEL.03-3874-8191
荒川産業
小島隆聖さん
メンテナンス達人
シューケア用品老舗の営業担当。「シューツリーはサイズが大切。履き口が前後にしっかり伸び、甲に張りが出るタイプを選びましょう」
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/山田純貴 間中美希子 礒村真介 黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠