「いつ時計替えたの?」1本で2度おいしいラドーのトゥルー シャドー

「それ何?」「え、あのブランドが!?」というツッコミは、時計や小物にこだわるモノ好き男子にとって最高の褒め言葉。圧倒的な個性やストーリーがありながらユーモアも利いている、周りの人たちの“心にも残る”逸品をご紹介。

 

ラドーのトゥルー シャドー
RADO True Shadow

ラドーのトゥルー シャドー

「いつ時計替えた?」とツッコまれたいアナタに

ツッコまれ度にかけては他の追随を許さないのが、スイスの高級腕時計ブランド、ラドーのトゥルー シャドーでしょう。「トゥルー デザイナーズ コレクション」とは、世界の有名デザイナー6人とのコラボで生まれた限定エディションで、インテリアや建築など、時計以外の分野のデザイナーばかりを起用しているのもユニークなところ。

光り輝くブラックのケースは、美しさと耐傷性で高い評価を受けるラドーを代表するマテリアルで、ポリッシュ仕上げのハイテクセラミックス。太陽光の下ではダイヤルの色が暗転して完全なブラックに、そして紫外線のない室内では、影が消えフルスケルトンに大変身!暗くなると文字盤が光る時計は多々あれど、“顔”自体がまったく変わってしまうというのは驚きです。

手掛けた森永邦彦氏は、太陽光を浴びると色が変化するハイテク素材「フォトクロミックファブリック」を使った作品で知られるファッションデザイナー。その技術を応用したというわけ。

お値段はそこそこ張りますが、時計を2つ買ったと思えば安いもの。しかも「いつ時計替えたの?」なんてツッコまれる快感も味わえるんですから。

 

ブラックorスケルトン 紫外線によって顔が大変身!

サングラスなどに使われる調光技術によって、紫外線が当たると文字盤が黒く変化。アンリアレイジのデザイナー、森永邦彦氏が手掛けた一本で、光沢のある黒ケースも◎。自動巻き。40mm。21万5000円。

 

(問)スウォッチ グループ ジャパン ラドー事業部
TEL.03-6254-7330
https://www.rado.com/

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/若林武志 椙本裕子 上野 敦(プルミエジュアン) 文/桐田政隆 押条良太(押条事務所) 井上健太郎 黒澤卓也