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やっぱり餅は餅屋。ジーンズなら当然リーバイスだし、スウェットなら断然チャンピオンだし、モノ好きならば条件反射的に、その道のご本尊として認められるブランドに惹かれちゃうんですよね。ではバックパックの永世定番はというと……これはもうグレゴリー一択でしょう! 巨匠ウェイン・グレゴリーがアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで創業したのは、1977年。今からちょうど45年前のことです。このブランドがその長きに渡ってリスペクトされ続ける理由。それはグレゴリー氏のある哲学に集約されています。

「Don’t carry it,Wear it.」。つまり“背負うではなく、着る”。この哲学に基づいて、同ブランドは使い手に一切のストレスを与えない、まさに“着る”ようなフィット感と、優れた実用性を兼ね備えた製品を数多く開発し、バックパック界の北極星としてシーンを牽引し続けてきました。ここではその45年の歩みを、合計“45”の数字で紐解きながら、この節目の年にふさわしい、モノ好き垂涎の限定アイテムも紹介していきます。

【”5”Anniversary Products】
人気モデルBEST5が
45周年限定Ver.に!!!!!

BEST5を100字でオサライ!

【DAYPACK】
ブランド創設期からマイナーチェンジを加えつつ展開されるグレゴリーの、否、アウトドアギア界の永世定番。1日分の荷物を入れるのにちょうどいい“デイパック”という呼び名も、今作が世に広めたという説もあり。

【TAILMATE S】
‘87年にデビューした傑作“テールメイト”。楕円フォルム×極厚パッドという無二の個性で、ウエストバッグとしてだけでなく、ショルダー感覚でタスキ掛けするボディバッグという新ジャンルを生み出す契機となった。

【SATCHEL S】

身体のラインにしっくり馴染んでくれる、弓形フォルムを特徴とする小型ショルダー。前後両面や内部にもポケットを備えるなど、小さいナリして収納も多彩♪ 街中からアウトドアまで、活躍するフィールドは超広大!

【QUICK POCKET M】

スマホや財布、カギをはじめとする、クイックに出し入れしたいアイテムの収納に適した、コンパクトポーチ。ストラップは取り外しも長さ調節も可能。メイン使いのバッグにポーチ単体を取り付けるなど、使い道も多彩だ。

【PADDED SHOULDER POUCH S】

電子機器や貴重品入れにも適した、全面パッド付きのポーチ。メイン室内には小物収納スリーブも完備しているので、仕分けもラクラク♪ バッグインバッグとしても重宝するサイズ感なので、旅使いにもうってつけだ。

今回のアニバーサリーモデル計5型の容量をすべて足すと、なんと“45”ℓに! 45周年を祝したいグレゴリーラバーなら、いっそ全部買っちゃいます?

【”3”Iconic Details】
アーカイブの英知が凝縮された
今しか味わえない3つのウマみ♡

幻の刺繍ロゴ!?

同社は‘92年に「ロックロブスター」というモデルと、創業15周年記念の「デイアンドハーフパック」に、刺繍ロゴを採用。ともにマニアの間では幻と謳われる名機だが、45周年記念モデルには、30年ぶりにこの刺繍ロゴが復活! これは事件です!

激レアなヴィンテージブルー


実際にヴィンテージグレゴリー(カシンという傑作モデル)をベースに、色出しをした希少なヴィンテージブルーを身生地に採用。さらに45年間の歩みを表現するため、エッジバインディングにも使い込んで日焼けしたような印象を醸すグレーを用いている。

記録&記憶に残るナンバリング

今回紹介した5型の45周年記念モデルは、すべて2022年にちなんで、2022個の限定生産。しかもひとつひとつにシリアルナンバーが付くスペシャル仕様! 世界中に1万110人しか入手できないと考えれば、迷ってる暇はなし!

【”14”Years Old】
中学2年生で開花した
パック作りの才能

創業者ウェイン・グレゴリー氏は、1948年にアメリカ・コネチカット州で生まれ、6歳の頃に同ブランド誕生の地、カリフォルニア州サンディエゴに移住。以来、幼少期から父の影響で釣りやハンティングなどに没頭していったそうです。そんな生粋のアウトドアマンは、やがてボーイスカウトへ入隊。大自然の中で自ら食料を調達し、自ら火を起こし、自ら調理し、自らテントを立てる。そうした野外プログラムの一環として、同氏はなんと若干14歳にして、初めて自らの手でバックパックを製作!

アメリカの著名なアウトドアマンにして作家としても評価の高い、ウォルター・バーナード・ハントが記した「木工DIYマニュアル」を教科書代わりに、既製品などを参考にしながら試行錯誤して形にした木製フレーム型のバックパックは、極めて完成度が高く、才能の片鱗を感じさせるものでした。まさにこの瞬間こそが、グレゴリー誕生の起源と言えるのかもしれません。

【Adventure”16”】
アンディがいなければ
グレゴリーは誕生しなかった!?


イチローにとっての仰木彬。アントニオ猪木にとっての力道山。そう。ジャンルの違いこそあれ、天才の影には、その才を見出し、世に知らしめるキッカケを作った人物がつきものです。では若干14歳にして木製フレームパックを自作したパック作りの天才、ウェイン・グレゴリー氏の才能は誰が見出したのか。それはウェイン氏の地元サンディエゴのアウトドアショップ「アドベンチャー16」のオーナー、アンディ・ドロリンガー氏に他なりません。アンディ氏はウェイン氏が製作したパックを大いに気に入り、同店にアルバイトとして招き入れただけでなく、バックパックの製作&修理現場へウェイン氏を帯同させ、業界のイロハを叩き込んでいったそうです。アンディ氏がいなければ、今日のグレゴリーはなかったかもしれませんね。


“背負うじゃなく、着る”。だからこそ実は“背面こそがバックパックの顔だ”。これもまた、ウェイン氏の哲学のひとつ。そんな背景ごと背負える、ではなく着られるように、昨今Beginが別注したのが、“裏ロゴ”デイパックです。永世定番デイパの背面=グレゴリー氏言うところの“顔”にお馴染みのロゴをセット。表面にはロゴが見えないようにミニマル化したことで、よりビズ使いもしやすくなった特注品は、すでに完売⇔再入荷を何度もループしています。背景好きのロマン派はぜひ! 2万4200円。

【”7”Logo’s Quiz】
最後に……正しく覚えてる?
いきなりグレゴリーロゴ検定






45名様に超スペシャルポーチが当たる!!!!!

45周年を記念して、グレゴリーの公式インスタグラムをフォロー&いいね!してくれた方の中から抽選で、合計45名様に45周年オリジナルポーチ(非売品)をプレゼント。定番好きなら4の5の言わずフォローすべし!

問い合わせ/グレゴリー / サムソナイト・ジャパン☏0800-12-36910 公式オンラインストア
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人 イラスト/TOMOYA 編集/増井友則(e-Begin)

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