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GANZO ガンゾの職人考案オリジナルウォレット2022年版

4店舗の各職人たちが考えた‟今持ちたいミニ財布”

ガンゾ(GANZO)の各直営店に併設された工房に常駐している職人さんが考案し、受注製作する数量限定「店舗限定アイテム」。2018年に六本木店でスタートして話題となり、以後、直営各店で実施されることとなって、それらも大好評に! 今ではすっかり年恒例となっております。

そして去る4月1日、その2022年バージョンが登場。しかも、これまでは店舗ごとにリリースされていましたが、今回は本店、六本木店、銀座店、大阪店の4店舗が同時に受注を開始することと相成りました。で、各店舗に与えられた今年のお題は「コンパクトを追求した、“ホック”を使ったミニ財布」。これに沿って、各店の職人さんたちが趣向を凝らした財布を開発したのです。

たとえば東京・渋谷区神宮前にある本店の「ワンマイルウォレット」は、「小銭入れ以上、札入れ未満」をテーマに考案されたもの。全開させるとボックスマチ(箱マチ)状態になり、そこに小銭を入れることができるほか、紙幣などはその底部分に設けられた1枚のあおりの下、ないし付属のメタルクリップに留めて収められるという、既存にはない画期的構造のミニ財布になっています。しかも「ロシアンカーフ」(トップ写真上段)、「ユタカーフ」(同・下段左)、「シェルコードバン」(同・下段右)と、3種類の極上レザーから好みの素材を選んでオーダーできるというのが、革好きにはたまりません!

ということで下記にて、本店限定のさらなる情報、ならびに六本木店、銀座店、大阪店の各店限定の概要をご紹介します。これを読んでじっくり比較し、自分好みの1品を決めたら、さっそくそれぞれの店にオーダーしてくださいね!

GANZO本店限定「ワンマイルウォレット」

ガンゾ GANZO本店限定 ワンマイルウォレット

前身頃にカード室1室を備えた本体を全開すると、写真上のようにボックス型になって小銭収納が可能に。しかも、このコイン室の底に隠し収納部があり、そこに紙幣やカードを収めることができるうえ、紙幣やレシートなどを折りたたんで付属のマネークリップに挟んでおくこともできるのです。サイズはW10.2×H7×D1.8cm。

素材は3種類から選択可能で、写真上は仏・アルザス地方のタンナー、ハース(HAAS)社の「ユタカーフ」製。なめらかな手触りとオイリーでマットな質感が特徴の高級型押しレザーです。ブラック、エベーヌ(写真上)、ゴールドの3色をご用意。各5万1700円。また、耐久性&撥水性にすぐれ、菱形の型押しが美しい「ロシアンカーフ」はブラック、ブラウンの2色から。ちなみに、この革は1973年に沈没船から発見されたロシア産レザーを英・J&FJ ベイカー社が現在によみがえらせたレア素材です。各6万6000円。そしてガンゾの定番革でもある米・ホーウィン社の「シェルコードバン」でもオーダー可能。こちらはブラック、バーガンディの2色。各7万9200円(以上、ガンゾ本店 ☎03-5774-6830)

六本木店限定「コンパクトフラップ ウォレット」

ガンゾ GANZO六本木店限定 コンパクトフラップ ウォレット

表版に米・ホーウィン社の「シェルコードバン」を、内造りに伊・バダラッシ・カルロ社の「ミネルバボックス」を使用。その表版を内側に折り込むように返すことで出来上がるコイン室では、その底部に縫製をあえて施さないことで収納量を高め、かつ小銭の出し入れをスムーズなものにしています。また、札室は2方向に札口があるあおりタイプゆえ、紙幣も出し入れ楽々。コンパクトでありながら、カード室を計5室備えた設計も技アリです。W9.6×H8.8×D2.5cm。ブラック×ネロ(ブラック/写真上2カット)、ブラック×パパベロ(赤)、グリーン×オリーバ(カーキ)、バーガンディ×モスト(赤紫)の4色から選択可能。各7万9200円(ガンゾ六本木店 ☎03-3408-1703)

銀座店限定「ファルファッラ」&「マジョリーノ」

ガンゾ GANZO銀座店限定 ファルファッラとマジョリーノ

縫い目を減らすことで丸みあるフォルムを表現した、シンプル構造の2型をラインナップ。いずれにも表版に米・ホーウィン社の「シェルコードバン」を、内造りに伊・バダラッシ・カルロ社のバケッタ製法レザー「ミネルバボックス」を採用しています。選べるカラーは#2(赤茶)×モスト(赤茶)、ダークコニャック×コニャック(キャメル)、ダークグリーン×カスターニョ(ダークブラウン)の計3色から(ともにガンゾ銀座店 ☎03-3561-5772)

純札入れ「ファルファッラ」(写真上段2カット)は、スーツのポケットに入れてもシルエットに響かない薄作り。しかも札室の左右両端を、1枚の革を内側に折り込むように返して、あえてそこに縫製を施さないことで見た目の美しさと、紙幣のスムーズな出し入れを実現しています。カード室は4室。W8.2×H9.6×D1.4cm。写真のカラーは、両カットともに#2×モストです。各7万400円。

一方、「マジョリーノ」(写真下段2カット)は限界まで小ささを追求し、設計されたカード&コインケース。カードが5枚程度入るフリーポケットと、それに縫合された折りマチ付きのコイン室は手縫いによるクロスポケット構造になっています。W9.2×H6.6×D2cm。写真は、左が#2×モスト、右はダークグリーン×カスターニョです。各6万7100円。

大阪店限定「ダブルホックウォレット」&「シングルホックウォレット」

ガンゾ GANZO大阪店限定 ダブルホックウォレットとシングルホックウォレット

銀座店(上記)と同様、大阪店でも2型を展開しています。両型いずれもが、表版に米・ホーウィン社の「シェルコードバン」を、内造りに伊・バダラッシ・カルロ社の「ミネルバボックス」を採用しており、カラーはブラック×ブラック、バーガンディ×タバコの2色から選択できます(ともにガンゾ大阪店 ☎06-6120-9977)

「ダブルホックウォレット」(写真左・上段)は、前身頃に折りマチ付きコイン室を備えたタイプ。札室は2室あり、うち1室は1対のあおり構造になっていて、その中央の隙間からのぞく紙幣に直接、親指を添えて引き出すことができます。カード室は、コイン室内にある1室を含めた計7室。コンパクトな薄作りの美しい財布です。W9.7×H8.7×D1.5cm。各8万1400円。

「シングルホックウォレット」(写真左・下段、および写真右)は、コイン室のないタイプ。2つ折り構造ながら超薄なので、ジャケットのポケットに入れてもシルエットを乱しません。札室2室や内造りの構造は上記「ダブルホックウォレット」と同じなのですが、カード室は計6室となります。W9.7×H8.7×D1cm。各6万6000円。

ガンゾの
「職人考案オリジナルウォレット2022年版」全6型

●受注期間:2022年4月1日~1年間
●納期:注文から約3か月後 ※受注状況に応じて変動あり。

問い合わせ先/各ガンゾ直営店まで
https://www.ganzo.ne.jp/

※表示価格は税込


文/山田純貴

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