楽チンさと品のよさを両立! トゥミvsブリーフィング[トート対決]

ブリーフケースよりも楽でありながら、品はしっかりのトート。蝶のように舞い蜂のように刺す、華麗なバトルが見ものです。

トゥミvsブリーフィング[トート]
男持ちしてサマになる、サッとつかみたくなるのは果たしてどっち?

トゥミ TUMI ブリーフィング BRIEFING トート
左/ブリーフィング 右/トゥミ

あなたはトートバッグに何を求めますか?

日常のアシならぬ袋として、サッと軽やかつかめるのがこちらのブリーフィング。コーデュラ糸を格子状に織り込むことで軽量でも耐久性を高め、ビジネス小物を小分けできる細かな収納を可能にしています。

一方で、品のある持ち方もできるがトートの特徴。その点において、トゥミの日本限定ラインの右に出る者はなし。エキスパンダブルなどのトゥミならではの機能性の高さは言わずもがな、艶のあるレザーのコンビ使いによる洒脱っぷりからも目が離せません。

ビギンスタッフがカバンの実力を5段階分析

ライター
礒村真介さん

数年前まで編集部に在籍していたベテラン。カバン特集などを通して、トゥミとブリーフィングの数々の名モデルに触れてきた。

スタイリスト
佐々木 誠さん

なんでもござれな敏腕スタイリスト。ドレスにもカジュアルにも振れるため、両ブランドのカバンはスタイリングで重宝している。

編集部
ナカシマ

もうすぐ編集者歴3年目。就職活動時はトゥミを使用。休日バッグはブリーフィングを使用。両ブランドへの愛は結構なものと自負。

《実力を分析するため、5つの尺度を設定》

 
①オンオフ度:ドレスとカジュアル、両方にしっかり馴染むかどうか。
②機能性:防水など、痒いところに手が届く機能があると高得点。
③軽さ:荷物を運ぶ以上、本体の重量がいかに軽いかは大事。
④小分け度:整理整頓の鍵となるポケット数が評価の基準。
⑤容量:キャパシティ。“たっぷり収納”が正義!

[トゥミ]
ナイロン×牛革で重厚かつ上質に

TUMI[トゥミ]
ジャーヴィス トート

日本限定コレクションであるジャーヴィスの人気スタイルがこちら。トゥミらしくPC&タブレットスリーブを完備し、前後ともにあおりポケットを備える。この上品さにして、同社らしい収納力。W46×H37×D13cm。7万4800円。


艶すら感じさせる織りで仕上げたバリスティックナイロンとのコンビ使いで、品も格も◎。

 

ジップで拡張可能なサイドポケット

 

底面のレザー補強でしっかりと自立

[ブリーフィング]
リップストップ生地で丈夫かつ軽量

BRIEFING[ブリーフィング]
ディスクリート トート M MW

米国生産ではできないこと、すなわちキメ細やかな「スマート収納」をコンセプトにした〈MW〉コレクションより。重量0.9kgで、モノを運ぶというトートバッグの本分を軽やかに追求する。W39×H33×D18cm。2万8600円。


薄軽なフルダルコーデュラリップスストップナイロン採用。細やかな仕切りも実現可能に。

 

使い勝手のよい前面3ポケット

 

天マチ付きでプライバシーに配慮

 
※表示価格は税込み


[ビギン2022年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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