ラニーニャ現象の冬、足元はこれで備える!! ナンガ×ダナーの最新ウィンターブーツ

脱ぎ履きがより楽チンになり、使い勝手も向上しました！

スリーピングバッグやアウターなどを展開するアウトドブランドのナンガ（NANGA／1941年、近江真綿を使った布団製造の横田縫製を前身とする国内屈指のダウンメーカー）と、トレッキングブーツの名品「ダナーライト」でおなじみのダナー（Danner／1932年、米国オレゴン州ポートランドにてチャールズ・ダナー氏により設立）によるコラボの新作がリリースされました。両者の初コラボは2019年のことで、昨年に続く第3弾となる今回は全3アイテムがラインナップ。ここではそのうちで、第1弾、第2弾でも展開されたミドルカット・タイプのウィンターブーツを取り上げます。

この「フレッド オーバーブーツ（FREDDO OVER BOOTS）」はダナーの冬の定番ブーツ「フレッド（FREDDO）」をベースに、アウターブーツとインナーブーツで構成される2 in 1フットウェアとなります。

まず、アウターブーツではすぐれた防水・透湿性でつねに靴中の環境を快適なものにする「ダナー ドライ（Danner® Dry）メンブレン」をアッパーに採用。スノースポーツ用に開発された「ヴィブラム（Vibram®） ファイアーキャット」ソールは、アイストレック配合の底面が強力なグリップ力を発揮します。いっぽう、インナーブーツは撥水ナイロンにホワイトダックダウンを封入したもので、アウターブーツから取り出して、これ単体でテント内用に履くこともできます。

と、ここまでは第1弾、第2弾の各モデルと共通なのですが、今回は履き口などに本革を取り入れたことで高級感が高められており、異素材使いがもたらす表情豊かなブーツに仕上がっております。また、その口元を締め込むためのドローコードを履き口の後方から前方に移し、甲ストラップのアジャスターをワンプッシュバックルから、より着脱が容易なマグネットバックルに変更するなどの新機軸も取り入れ、使い勝手の向上も図られました。

気象庁の長期予報によると、この冬はラニーニャ現象によって東日本や西日本などでは気温が平年より低く、大雪に見舞われる可能性が高いのだとか。本品はアウトドアシーンのみならず、そんな厳冬期の悪天候下でも安心して街履きできる1足としてオススメ。加えて前述のとおり、インナーブーツは単体で室内履きもできるので、リモートワーク時の足元にもイイと思います！

アウトドア感特濃なオリーブナイロン×ブラウンレザー（トップ写真）と、さまざまなタウンカジュアルにもマッチするブラックタイプ（写真上）の計2色をご用意。インナーブーツも、アウターブーツのナイロン部分とマッチングカラーとなる。

インナーブーツは高品質ダウンを証明する650FP（FP＝フィルパワー。羽毛のかさ高を示す単位。数値が大きいほど良質なダウンとされる）。これに首周りのギャザー仕様などが相まって、足元の暖かさを確実にキープしてくれるのだ。

問い合わせ先／ナンガ　☎ 03-6384-5988
http://nanga.jp

※表示価格は税込

文/山田純貴