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野鳥

ビギン初の試みでBWを特集してきましたが、担当編集もその魅力にどハマり。今すぐ実践したい!というわけで野鳥観察のプロ、バードリサーチの植村さんらとともに、入稿そっちのけで野鳥スポットへ行って参りました。

NPO法人バードリサーチ 研究員 植村慎吾さん

NPO法人バードリサーチ 研究員
植村慎吾さん

学生時代から鳥の研究に没頭。大学院卒業後に全国の鳥類の調査研究をするバードリサーチの研究員となり、楽しく各地を巡る。小鳥の声だけでタカの存在を予測→発見するスゴ腕。

野鳥部隊が激撮! バードウォッチング大作戦
都市公園でも20種弱の野鳥が観られた!

編集部アンドウ、バードリサーチの植村さん、ライター秦さん
左から編集部アンドウ、バードリサーチの植村さん、ライター秦さん

朝8時に一行が訪れたのは、吉祥寺に程近い井の頭公園。神田川の水源である井の頭池はデートスポットとしても有名だが、橋を渡っていると早速水面にカイツブリを発見! しかも、子どもを背中に乗せている親鳥までいるではないか!!

渓流の宝石・カワセミやバン、シジュウカラ等も立て続けに見つけ、仕舞いには上空を舞うオオタカにも遭遇。ものの2時間で18種の野鳥に出会うことができ、テンションだだ上がりの一行だった。

《観察できた野鳥リスト》
☑カワウ ☑カイツブリ ☑カワセミ ☑メジロ ☑コゲラ ☑アオサギ ☑シジュウカラ ☑カルガモ ☑ホンセイインコ ☑バン ☑コサギ ☑ツミ ☑オオタカ ☑ヤマガラ ☑ムシクイ
など計18種

 

突然走り出す植村さん、追いかけるライター秦さん

突然走り出す植村さん、追いかけるライター秦さん

シジュウカラがせわしなく鳴き始め、遠くの空を見上げたかと思うと猛ダッシュする植村さん。2羽のタカを見つけたのだ。後を追う鳥好き。撮影はできなかったが、ツミとオオタカが見られ感無量♡

[鳥賢人]植村さんの激撮

カイツブリ
カイツブリ

ちょぽんと潜ってしばらくすると浮いてくる様が可愛い水鳥。背に子を乗せる珍しい習性を持つ。「この時期に子育てを見られるのは、繁殖に適したいい場所という証」と植村さん。
 

子を背負う仲睦まじい親子カイツブリ

植村さん
植村さん

 

「ピーツピ」の声を頼りに見つけたのは……

シジュウカラ
シジュウカラ

可愛らしい鳴き声の小鳥。「じつはシジュウカラ語があるんです」と教えてくれた植村さんは、直後に聞き分けてタカを見つける……。

[生き物大好き]ライター秦さんの激撮

カワセミ
カワセミ

人慣れしているのか、橋の程近くに留まっていたカワセミ。清流の宝石といわれるだけあって、色が極美。ゆえに見つけやすい。ホバリングから急降下し魚を捕る姿もカッコいい。
 

撮影開始直後に遭遇!

秦さん
ライター秦さん

 

着水する姿はまるで翼竜のよう

カワウ
カワウ

鳥は恐竜の子孫といわれるが、鵜が翼を広げた姿はまるでプテラノドンのよう! 迫力満点だ。潜水能力が高く、超速の泳ぎにも驚く。

[BWビギナー]編集部アンドウの激撮

アオサギ
アオサギ

水辺によくいるポピュラーなサギだが、全長約93cmとかなりデカい。動かずじっと魚を狙う姿は堂々としていて、カメラを向ける愛好家も多い。井の頭池には色の白いコサギもいた。
 

アオサギの堂々とした佇まいがクール!

編集部アンドウ
編集部アンドウ

 

野鳥にハマればカルガモも愛おしい

カルガモ
カルガモ

最もそのヘンで見られる水鳥だが、当然ながらレア度と可愛さに相関ナシ。のんびり佇む姿に癒やされる。雛が見られるのは春~夏。

【重要!!】双眼鏡の正しい使い方伝授

双眼鏡で観られる範囲は狭く、ちょっぴり角度がずれただけでも鳥を見失ってしまう。肉眼で鳥に狙いを定めたら目線は離さず、双眼鏡をそっと目の前に持ってこよう。

脇を締める!

カメラと一緒で、手ブレは双眼鏡の大敵。飛んでいる鳥を追うとなると、少しの手ブレで見失うこともある。脇を締めしっかり構えよう。

《Beginがバードウォッチングをおすすめする7つのワケ》

  1. バブアーやブレディなどのクラシックなアウトドア服の本領を発揮できる
  2. 周りはキャンプに興じてばかり……。他人と違うアウトドアってものイイ
  3. 密を避けた空間で今すぐできる趣味だ
  4. せわしない日常で疲れた心を自然が癒やしてくれる
  5. 違いがわかるモノ好きには身近な野鳥の違いも興味深いはず
  6. ゲーム感覚を味わえる大人版ポ〇モンGOだ!!
  7. そもそも下ではなく上を向いて歩くのがイイ

 


[ビギン2021年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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