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MoonStar ムーンスターのジェントリー GE202 Uチップ

30年以上培ったウォーキングシューズの技術を本革靴に反映

アメリカにて’70年代半ばに始まったジョギングブームは、次第に過熱の様相を呈し、ランニングがもたらす身体への負荷が問題として浮上。そうしたなか、“歩き”の利点が着目されたことでウォーキングシューズは誕生しました。そして健康スポーツブームが大いに盛り上がっていた1980年代に日本に上陸したのですが、じつは日本初のウォーキングシューズブランドを展開したのはムーンスター(1873年、福岡県久留米市で創業)でした。

約3年の開発期間を経て1987年にスタートした、そのブランド「ワールド マーチ(WORLD MARCH)」はいまなお顕在ですが、これによって培われてきた技術を活かしつつ、現代のビジネスジェントルマンの足元にふさわしい革靴を提案するのが、今月登場したばかりの新ライン「ジェントリー(gently)」となります。

年齢相応のファッションを意識するミドルエイジに向け、 「紳士」をキーワードに開発されたのはコートタイプ3型、トラッドタイプ3型の全6型で、いずれにも日本人の足形にマッチしやすいウィズ4Eの木型が採用されています。また、アッパーは全てが本革で、しかも撥水仕様。透湿防水機能も搭載されていて、かつラバーソールとあって雨の日にも履けるのは、アクティブなビジネスマンにとって大助かりでしょう。

そのラバーソールはウォーキングシューズ譲りの屈曲性と衝撃吸収性に富むもので、しかも耐摩耗性は一般的なラバーソールの約2倍という頼もしさ。おまけに、インソールにAg+抗菌防臭機能が備わっており、悪臭の発生を抑制。紳士に足元をがっちりサポートします。

ということで全6型のうち、とくにBeginが注目したのはトップ写真のUチップダービー「GE202」(トップ写真参照)です。パッと見はドレッシーで重厚なたたずまいゆえ、しかるべきビジネスシーンでも気おくれなく履くことができ、しかし、休日にはデニムやチノなどに合わせて足元を品よく、といった幅広い履き方ができます。しかもウォーキングシューズにふさわしく履き心地はしなやか&軽快とあって、すっかりスニーカー慣れした足にもストレスがないのです。ちなみに本革使いでありながら、お値段は財布にやさしい1万780円(!)。と、履き心地のみならずプライスも軽くてジェントルなんです!

MoonStar ムーンスターのジェントリー  GE201

「ジェントリー」各モデルはどれもが本革製ながら、雨を弾き、サッと水滴が拭きとれて、水染みや水汚れができにくい撥水加工を採用。これにラバーソールなどが組み合わさって、雨の日にも気おくれなく履くことができる。加えて、透湿防水機能を搭載しているため、雨の浸入を防ぎつつ靴内の湿気をスムーズに外に排出。靴内はいつもサラッと快適

MoonStar ムーンスターのジェントリー GE201

ヌバックステアのアッパー×ベージュカラーラバーソールの組み合わせにより、ビジカジや大人カジュアルを品よく仕上げてくれるプレーントウダービー「ジェントリー GE201」。セメント製法。24.5cm~27.0cm、28.0cm。左はブラック、右はネイビー。各1万780円。

MoonStar ムーンスターのジェントリー GE203

ビットローファーの「ジェントリー GE203」は、ジャケパンやカジュアルの足元を格上げしつつ、そこに控えめな色気も添えてくれる。セメント製法。ステアハイド。ラバーソール。24.5cm~27.0cm、28.0cm。写真左はヌバックカーキ、右はスエードベージュ。他にスムースレザーのブラックあり。各1万780円。

ムーンスターの
「ジェントリー GE202」Uチップ(トップ写真)

製法:セメント
アッパー素材:ステアハイド(スムース仕上げ)
ソール素材:ラバー
サイズ:24.5~27.0cm、28.0cm
カラー:ブラック、ダークブラウン、ブラウン
価格:各1万780円

問い合わせ先/ムーンスター カスタマーセンター ☎ 0800-800-1792
https://www.moonstar.co.jp/worldmarch/gently/

※表示価格は税込


文/山田純貴

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