string(38) "https://www.e-begin.jp/article/363839/"
int(1)
int(1)
  


ずっと昔からあるけれど、当たり前すぎてイチイチ細かいことまで覚えてない&分かってない。定番ブランドの名作というのは、そんな幼馴染みのような存在です。意外や知ってみると面白い話もあったりして、また欲しくなったり。そう、これは定番ブランドのちょっとした魅力を3分で再発見する連載です! ポーターの大定番、タンカーに続き、ポーター フォースのコダワリを探ります!

名作の「ヒト」

吉田カバン 企画 細谷和人さん

ミリタリーアイテムの徹底再現
詳細な資料を元に、微差を再現

2012年に誕生したポーター フォース。軍用品に稀に見られる製品ごとの色の”個体差”を意図的に表現する、という超マニアックなシリーズとして、ポーターでも人気のラインです。大戦ジーンズなどにも見られるように、戦時下による資材不足で製品を完全に同じ素材で作ることができず、パーツごとに生地が異なっていたことがあったのです。そこに目をつけたのが、吉田カバンの企画を担当する細谷さん。自身所有の古着や書籍を参考に、この軍用品の微差を徹底的に研究したのです。

 

細谷さんが着想を得た味わい深い色のプレミアムな軍用品と、ワールドフォトプレス社が刊行する超マニアックな参考書籍たち。ポーター フォースは細谷さんのミリタリー愛が詰まったコレクションだったのだ。

名作の「コト」

本体生地は濃淡2色を使い分けている
本物の色ブレを再現した

濃淡の異なるオリーブの生地を使っているポーター フォース。正直、遠目には普通の単色カバンとして目に映るかもしれません。ですが、この”微差”こそが大差となって、軍用品特有のオーラを放っているのです。

4種類のテープを部位ごとに使い分けを行っているポーター フォースのリュックサック。微妙に濃淡の異なる2色の生地に加えて、強度や表情の異なるテープを適材適所に使い分けて、軍モノの色ブレや細部の作り込みを徹底的に再現した。

ポーターフォース
 

特集・連載「人気ブランドのヒミツが丸分かり!! 名作の「ヒト」「コト」」の最新記事

3分で分かる ポーター編 ポーター フォースのヒミツ

Begin Recommend

facebook facebook WEAR_ロゴ