初ロレックスを買うなら、本当のドレスポ「サンダーバード」が最良
デイトジャストにスポーティベゼル……!?
かのロレックスにもヴィンテージデビューにもってこいの盲点名機が。その名も通称“サンダーバード”! タッタカタ〜ン♪というあの懐メロが頭の中で再生されちゃいますが、じつはこれ、当たらずとも遠からず。
今作は1956年にアメリカ空軍のアクロバットチーム“サンダーバーズ”の隊長だったドン・フェリス大佐の引退を記念して、同氏のために製作された特注品。
時を経てしばらくの間レギュラー展開されることになった隠れ名作なんですが、特徴はドレスの定番“デイトジャスト”に、通常は採用されていない回転ベゼルが備えられてるってこと。つまり、ドレスとスポーツをイイとこ取りしてるってわけ!
品があるけどしっかり雄々しいハイブリッドな顔つきは、まさに唯一無二。でいてドレスにカテゴライズされてるから、高騰してるスポロレに比べて価格は控えめ。
そのくせオンオフ余裕で兼用できちゃうし、ベタなスポロレよりも費用対効果は断然上! 差別化も図れるし、初ロレとしては最良のチョイスかもしれませんよ。
“品”と“男らしさ”のバランス感が絶妙
ROLEX[ロレックス]
デイトジャスト サンダーバード
同機にはさまざまなバリエが存在しているが、写真のSSケース×18KWGベゼルのような、異素材を組み合わせたものが主流。控えめの2トーンがまた渋い! 写真は1970年代に製造されたRef.1625。自動巻き。径36mm。46万1800円(GINZA RASIN 銀座ナイン店)
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。