特集・連載
1シーズンじゃ勿体ない!? 耐久性の高い生地ならシーズンレスどころかタイムレス!
秋冬春の3シーズン使えるアウター探しました 暖冬、冷夏、季節外れの台風と、異常気象が続く現代ニッポン。闇雲にハイスペックの高価なアウターを買ったものの、着たのは真冬の数週間のみ……なんて人も少なくないはず。今どきスマートな上着は秋、冬、春と長きにわたって活躍してくれる、いわば3シーズンアウターと呼ぶべきものです。長いシーズン着られれば、結果としてコストパフォーマンスだって◎! そう、それこそがビギン流のサスティナブルなんです。究極の3シーズンアウターを是非是非お楽しみください! この記事は特集・連載「秋冬春の3シーズン使えるアウター探しました」#24です。
意外となかった巨匠のモダニズム服飾!
3シーズン着回すには、ヘビーローテできるタフさも重要。ぶ厚くて丈夫は当たり前ですが、着心地は軽くて丈夫ってのが、現代のタフアウターの条件でしょ?
そういえば、とビギンは思いました。タフな名作の軽快アレンジっていろいろあれど、コルビュジエジャケットってなくない?
これは想像しただけでソソる! そこで温故知新のアウター名手、ユニバーサルオーバーオールにお願い! ボディを軽くタフなコーデュラナイロンにアレンジし、持ち前の重厚な雰囲気を保ち着心地快適♪
3シーズン楽チンなコルビュジエ顔って、シーズンレスどころかタイムレス♡ 手前味噌ながら盲点名作じゃないですか!?
コルビュジエジャケットとは近代建築の巨匠、ル・コルビュジエが愛用していたレザージャケットの愛称。元はフランスの公務員に支給されていたワークウェアで、ダブル合わせが印象的。
’50年代のコルビュジエジャケットをビギンが復刻!
重く硬い名作ジャケットを雰囲気は残しつつ軽快に♪
UNIVERSAL OVERALL×Begin[ユニバーサルオーバーオール×ビギン]
コルビュジエ カバーオール ジャケット
ダブルのカバーオール風のコルビュジエジャケットをアレンジ。メイン素材はコーデュラナイロンオックス、衿にはコーデュロイを使用。さらに中綿を入れて着心地ふんわり♡ 1万8000円。(ドリームワークス/ビギンマーケット)
軽くて丈夫な素材の代名詞 コーデュラナイロン
デザインもタイムレス!
シップスのシャツ2万5400円。(シップス 渋谷店) エディフィスのパンツ1万6000円。(エディフィス 新宿) ジョシュア エリスのマフラー3万2000円。(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
コーデュラ採用のロングコートも注目
雰囲気+素材もタフなミリタリーステンカラー
ALPHA INDUSTRIES[アルファ インダストリーズ]
ビッグフィットコート
素材はコットン53%×コーデュラナイロン47%のチノクロス。デザインは着回しやすいベーシックなステンカラーだが、アルファならではの男らしいミリタリーオリーブも魅力! 3万3000円。(アルファ インダストリーズ)
クラシカルな表情でも使い勝手はモダン!
UNIVERSAL LANGUAGE[ユニバーサルランゲージ]
タイロッケンコート
コットン×コーデュラナイロンのサテン素材、コーデュラナイコーを使用。クラシカルなタイロッケン顔でナチュラルな素材感がありつつ、気兼ねなく着回せる耐久性も備える。3万6000円。(ユニバーサルランゲージ 渋谷店)
最高級コート地で知られる
ダイワインターテック高密度ギャバジン
特注で化繊を加えタフ&撥水性もUP!
AUBERGE[オーベルジュ]
ロイヤルエアフォースコート
英空軍パーカをモチーフに、ダイワインターテックの高密度ギャバジンを採用。特注でポリエステルを混紡、ほんのりピーチ加工を加えヴィンテージ感も表現! 耐久性と撥水性も高まっている。6万9000円。(ホワイト スロウガン)
ダイワインターテック高密度ギャバジン
軽く丈夫で美しい
小松マテーレナイロンタフタ
独自の製品染めによる奥深~い風合いも絶品!
SCYE BASICS[サイベーシックス]
ミリタリーパーカ
ハリと上品な光沢のある小松マテーレのポリエステルナイロンを使い、さらに製品染めで仕上げたモッズデザイン。丈夫な素材使いに加えて、味わい深い風合いやシワ感にも惚れ惚れ♡ 8万8000円。(マスターピースショールーム)
小松マテーレナイロンタフタ
ミルスペックを再現、いやそれ以上な
エアフォースナイロン
高い防風、撥水性を誇る強靭なナイロンツイル採用
HYSTERIC GLAMOUR[ヒステリックグラマー]
N-3Bコート
エアフォースナイロンは米軍ミルスペックを再現し、最終的にはそれ以上のタフさを実現したもの。N-3Bをベースにプリマロフトを使い、インサレーションも現代的に進化している。6万8000円。(ヒステリックグラマー)
エアフォースナイロン
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。