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昨今、世界のファッション業界の一大テーマとして“エシカル”が注目されているのはご存じでしょうか? いわゆる環境に配慮したエコロジーな素材や製法を追求するスタンスのことなのですが、この潮流が日本を代表する岡山製デニムにも流れ着いてきているんです。

それがこの「JAPAN BLUE JEANS/ジャパン ブルー ジーンズ」。なんと、ココんちのデニムには“バナナ”が使用されているんです! まさに“そんなバナナ⁉︎”な話ですが、実はバナナの木というのは一度実をつけたら花も咲かず実もつくことがないため、バナナ農家にとっては収穫したら用済みになってしまいます。せっかく大きく育っても伐採されてしまうんですね。そこに目をつけて、バナナの繊維を使った新機軸のデニム作りに挑んだのが、このブランドってワケです!

これがJAPAN BLUE JEANSのデニム生地となるバナナの木の繊維。

今シーズン、ビギンマーケットではこのスバラシイ取り組みに感化され、JAPAN BLUE JEANSのデニムアイテムを多数取り揃えているのですが、中でも代表となるデニムパンツを今回は紹介したいと思います。岡山デニムといえば昔ながらの懐古的なデニムのイメージも若干ありますが、新しい可能性を追い求めた結果たどり着いた、おそらく世界初のバナナデニム。その魅力についてぜひ知っておいてほしいのです。

【JAPAN BLUE JEANS】12.5oz Scrap Thailand Banana Tree Jeans(ID)

バナナ繊維を18%ミックスしたコートジボワールコットンで織り上げたセルビッチデニム。シルエットは緩やかにテーパードさせた定番のストレートなので、穿き馴染みもスタイル馴染みもバツグン♪ バナナ素材に限らず、水の使用量を大幅に削減したウォッシュド、リサイクルに配慮したリベットの省略、デニムの裁断クズを活用したパッチなどエシカルなディテールが光ります。定番のデニムを環境に最大限配慮して穿くこと、その行為自体が大人らしい心意気に感じてもらえるハズです。

独特な生地感は触ればヤミツキに!

見慣れたデニム生地に独特なネップ感が備わることで一段とワイルドな表情に。これだけだとどうしてもゴワつきが気になるところですが、実際触ってみるととってもなめらか! おそらく今みなさんが思っている予想のはるか上をいく触り心地の良さなのではないでしょうか。聞けばこの「バナナ繊維18%×コットン82%」の混率は、老舗機屋さんとの度重なる試行錯誤の末にたどり着いた最適解だとか。もちろん混率だけではなく、その後の洗い加工や仕上げ工程にも工夫を凝らしているからこそ完成したのです。

デニム好きも納得のフライフロント式

インディゴタイプのデニムですから色落ちやアタリといった経年変化の楽しみだってもちろん味わえます。デニム好きならばこだわっておきたいフロントの仕様ですが、今作ではボタンフライを採用。アタリを楽しめることもありますが、冒頭でお話しした通りリサイクルの観点からこのデニムパンツはリベットを使用していません。同様にフロントもジップよりもボタンにするほうが取り外しやすく、リサイクルしやすいという利点から採用されているのです。

セルビッチカラーはオレンジ・白・緑?

裾を折り返してみると見えるセルビッチですが、基本“赤耳”がほとんどですよね。しかしながらコチラのデニムではコートジボワールの国旗を思わせるオレンジ・白・緑を採用しているんです。生地に採用したコットンの産地から取ったものですが、この遊び心もなんともたまりません♪ ロールアップした際のアクセントになりますし、このセルビッチカラーは人とカブることはないハズ! もし仮に、万が一ですが、カブったとしたらそのときは同じデニムなのでそれはそれ♪ということで話に華を咲かせましょう(笑)。

定番デニムとして持つに値する一本!

我々ビギン世代といえば、アメカジ全盛期を通ってきた人種ですから、デニムはワードローブになくてはならない存在。さまざまなシルエットや形を穿いてきたという人もきっと多いでしょう。それでもやはり定番として在り続けるのは、インディゴタイプのストレート。股上はゆったり目で緩〜くテーパードがかったシルエットが好物なのは言うまでもありません。今回のモデルはまさにそれ! 生産背景から生地、製法にいたるまで新しいチャレンジをしつつ、私たちが愛してやまない形を踏襲しているからこそ、「大人のためのデニム」といえるのです。>>>詳しくはコチラ

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