特集・連載
お金をかけずに1UP! 着こなし小テク6選
カジュアルファッション教本 スーツならいつもビジッと着こなしてるよっていうアナタでも、カジュアルなファッションとなるとどう? 急に雲行きが怪しくなる人も多いんじゃないかと……(汗)。何もかも生活様式がリセットされた今、男のお洒落にトレンド追従や高級志向は一切不要! これからの時代に必要なのは、ベーシックな服を正しく着こなすためのデリカシー=気配りの細やかさだとBeginは考えます。というわけで、お金をかけずとも(あるいは少しの投資で)、“デリカシー”のある男になるための企画を用意しました。 この記事は特集・連載「カジュアルファッション教本」#29です。
料理の仕上げに緑をちょっと添えると見栄えがグンっとアップするように、着こなしの仕上げにも小技を利かせて、秋冬スタイルを洒脱に見せるべし!
1.カットソーのタックINは“たるみ”にこだわる
膨らみがあるだけで即、今っぽい雰囲気に
タックINスタイルがジワジワ浸透してきた今、垢抜けて見せるポイントは、トップスの前とサイドに適度なたるみをもたせること。ただビシッと突っ込むだけだと、オジサン度が一気に上がるので要注意ですぞ(笑)。
2.ステンカラーコートは強制Aラインを作る
ボタンを留めるだけと超簡単なのに効果大!
第1ボタンのみを留めて、あとは全部外すだけという簡単テク。コートのシルエットが自然と裾広がりのAラインとなり、フロントにいい感じのニュアンスが。さらにAを強調すべく、衿を立てるのも重要なポイントです。
3.シャツのボタンは真ん中まで開けている
堅すぎずユルすぎずの簡単ニュアンス技!
シャツのボタンは上から4つほど開け、インナー見せをチラッとモロの中間くらいに。カチッとせずにナチュラルでコジャレた雰囲気が醸せる。さらに上のタックINテクと合わせれば、相乗効果がより高まります。
4.軍パンのドローコードを絞っているか?
裾をすぼませるだけで土臭さが払拭できる!
とくにワークブーツと合わせるときに使いたいテク。裾を絞ることで自然な膨らみが生まれ、コテコテなミリタリー感を軽減してくれます。出しっ放しのドローコードを踏んづけてしまうこともありませんしね。
5.ニットの袖はラフに折り返す
ただまくるだけなのに見違えるほど洒脱に!
ニットをまくり上げると腕で留めやすく、ニュアンスをキープしやすい。また最近はオーバーシャツが多く袖も長くなっているため、シャツとニットを合わせてまくり上げると、より効果を発揮してくれます。
6.パーカの紐は結んでいるか?
首回りのアレンジでアクセントを加える!
垂らす? それとも抜く? 今どきの正解は、まとめて首回りをスッキリさせるのが◎! パーカの種類によってヒモの長さは違えど、できるだけ結び目をコンパクトにすると、よりこなれて見せることができます。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。