特集・連載
賑やかな食卓を華やかに彩りつつ、スタッキングもできる便利な食器8選
スタッキング生活を始めよう♪ 長〜く愛せる日用品には、快適も丈夫もお洒落もマスト!……ですが、ひとつ忘れてません? そう。狭い日本の住宅事情を考慮したら、“スタッキング”こそ、実はもっとも便利な機能でしょ! ってことで、世界各国から選りすぐりました。椅子に食器に調理器具に……スタッキング術に長けてるジャンル別の名作たちを! どれも便利を極めながら、重ねた姿まで美しいものばかり。日々を無駄なくお洒落に過ごしたい令和人は必読ですよ。 この記事は特集・連載「スタッキング生活を始めよう♪」#04です。
彩りとシズル感を生む食器たちの“重ね技”
Eating
賑やかな食卓を華やかに、そして機能的に彩ってくれるスタッキング可能な食器たちを厳選。美味しい料理の最後の隠し味として、テーブルの上に重ねてみてはいかがでしょう?
1.まるで陶器のようなほうろうプレート
Ovject[オブジェクト]/日本
ほうろうリムプレート
日々の暮らしに寄り添った道具をテーマに、シンプルで機能美あふれるプロダクトを生み出す老舗ほうろうメーカーによるブランド。まるで陶器のような質感が特徴のこちらのほうろうプレートは、直火やオーブンでの使用も可能と実用性に優れる。Φ30cm。5000円。Φ24cm。4000円。Φ18cm。3000円。Φ12.5cm。2000円。(ハースデザインズ)
2.マットな質感が料理を引き立てる
HASAMI PORCELAIN[ハサミポーセリン]/日本
アルミコンテナ
九州北部の焼き物の老舗商社である西海陶器とLAを拠点とするデザイナー篠本拓宏との共同プロジェクトとなるハサミポーセリン。長崎の伝統工芸である波佐見焼を現代的なテーブルウェアとして、ライフスタイルへ見事に落とし込んでいる。Φ14.5×2.1cm。ナチュラル1000円、グロスグレー1500円。下Φ22×2.1cm。ナチュラル2000円、ブラック3000円。(東京西海)
3.桜をこよなく愛する日本人のための小皿
hiracle[ヒラクル]/日本
さくら小皿・豆皿
日本の国花である桜の花をモチーフにした小皿と豆皿のセットは、石川県の伝統工芸「九谷焼」。美しくもはかない桜の存在感を見事に表現しており、柔らかく自然に溶け込む再現性の高い色合いが特徴だ。小皿に醤油や出汁などを注ぐことでパッと花が開き、豆皿に薬味を添えれば食卓が一気に華やぐこと請け合いだ。Φ10×H2.6cm。各2400円。(MoMAデザインストア)
4.職人の技術によって再誕した往年の名作
FIRE KING[ファイヤーキング]/アメリカ
スタッキングマグ ジェダイ
乳白色のミルクガラスが特徴のファイヤーキング。今なお多くのコレクターが存在するなど高い人気を示すが、本筋となるUSAメイドは1986年に既に生産終了。時を経て2011年より、日本のガラス職人の熟練した技によりリバイバルを果たした。手作業ゆえのひとつひとつの個体差も魅力だ。Φ7.7×H8.7cm。各3200円。(ファイヤーキングジャパン)
5.ポップなスタイルと機能性を併せ持つ
DINEX[ダイネックス]/アメリカ
8ozマグ
アメリカ・コネチカット州発のダイネックスのマグは、軽量で耐久性に優れるポリプロピレンを採用。その内側には断熱材が入っており、二重構造のため抜群の保温・保冷力を備える。特にアウトドアシーンにおいては、コレクタブルなマグとして高い人気を誇るなど、アイコニックな存在となっている。Φ8×H9cm。各800円。(ソーズカンパニー)
6.世界的な定番を持つ強化ガラスの権威
DURALEX[デュラレックス]/フランス
ベルサイユマグ
大定番のガラスコップ「ピカルディ」を筆頭に、世界で初めて強化ガラスの食器を製造したガラスメーカーとして知られるフランスの老舗。そのマグカップもまた耐久性、耐熱性に優れ、一切の無駄なデザインがないなど、機能性と造形美を兼ね備える。Φ7.2×H8.9cm。クリア各590円、スモーク各650円。(ジオ インターナショナル)
7.クオリティも実用性も兼ね備えたカトラリー
FreshService[フレッシュサービス]/日本
スタッキングスプーン、フォーク、ナイフ
架空の運送会社をイメージしたモバイル型コンセプトストアとして、ライフスタイルを豊かにするウェアや日用品を生み出すフレッシュサービスのオリジナルカトラリー。金属加工の町として世界的に知られる新潟県の燕三条で生産されており、デザインはもちろん品質も申し分ない。各種4本セット。各2400円。(フレッシュサービス ヘッドクオーターズ)
8.著名作家が生み出す無二の存在感で魅了
PETER IVY[ピーターアイビー]/日本
マル&カク
日本で活動するガラス作家、ピーターアイビー氏の作品をフードスタイリスト高橋みどり氏が監修したKOBOシリーズの器。すべて木蓋と一対となり、保存容器として日常使いに落とし込まれている。気泡を含んだグレーがかったガラスは味わい深く、独特の佇まいだ。S各5600円。M各7400円。L各1万3900円。(ピーターアイビー)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。