特集・連載
ビッグはビッグでも所有感あるセレクトショップの巨匠Tシャツ4選
『これから』の新定番 世界的災厄でさまざまな価値観も一変した今日この頃。マスクがさながら下着のように、着けていないともはや恥ずかしいというレベルに……。ひと昔前とは常識がちょっと変化してきていますよね。それでは常識が変わった今、「買うべきモノ&欲しいモノって一体ナンダ?」。そんな疑問に、ブツ欲とはノーディスタンスを貫くワレワレBegin編集部が手に入れるべきアイテムを、今こそ真面目に追求ッッ! まだまだ社会的自粛ムードは続きますが、買いモノ自粛はここらで止めてもいいころな♪ こちらを読んで新世界の常識人となりましょう! この記事は特集・連載「『これから』の新定番」#19です。
ビッグシルエットがお洒落と言われて久しい今、そろそろ別の流行も意識したい!なら、有名絵画をオンしたショップの一枚が安心。ただのビッグTを差し替えるだけで断然お洒落で所有感もひとしおでしょ?
[1]迫力ある静物画が着こなしにも重厚感を
ビューティ&ユース×ゴーギャン
BEAUTY&YOUTH×London National Gallery
[ビューティ&ユース×ロンドン・ナショナル・ギャラリー]
Eugéne Henri Paul Gauguin
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」とのコラボは、フランスのポスト印象派、ゴーギャンを代表するリンゴの作をオン。黒×白のヌケ感ある着こなしを、重厚な絵画がグッと引き締めている。6800円。(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)
[ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン]1848年〜1903年
重厚な絵画が白×黒コーデを引き締めます!
ビューティ&ユース プレス
児玉孝志さん
[2]主張強めなアイテムと独創的な絵画が好相性
ジャーナル スタンダード×ボス
JOURNAL STANDARD×Museo del Prado
[ジャーナル スタンダード×プラド ミュージアム]
Hieronymus Bosch
シュルレアリスムのルーツのひとつとも言われるルネサンス期に活躍したボスの『快楽の園』。幻想的でクセの強い絵画に負けないよう、ブラウンのゆったりパンツを。ハットやサンダルでヌケ感をプラスすると好バランス。5500円。(ジャーナル スタンダード 表参道)
[ヒエロニムス・ボス]1450年頃〜1516年
主張の強い絵に負けない個性のあるアイテムを!
ジャーナル スタンダード プレス
玉木悠斗さん
[3]華やかな色&タッチが夏の着こなしに映える
フリークス ストア×ゴッホ
FREAK’S STORE×Vincent Willem van Gogh
[フリークス ストア×フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ]
Vincent Willem van Gogh『花咲くアーモンドの枝』
言わずと知れたポスト印象派の巨匠が、亡くなる半年前に描いたといわれる『花咲くアーモンドの枝』。淡く涼しげな名画はベージュ系アイテムと好相性で、ゆったりシルエットも相まって程よくヌケのある夏らしい着こなしに。4450円。(フリークス ストア渋谷)
[フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ]1853年〜1890年
絵画のなかの色をチェックパンツで拾っています
フリークス ストア パルコヤ上野店 店長
大宮智久さん
[4]Tイチでも存在感抜群の躍動感あるプリント
アバハウス×ポロック
ABAHOUSE×Jackson Pollock
[アバハウス×ジャクソン・ポロック]
Jackson Pollock『Number 18』
米国出身の抽象主義画家ポロックは、キャンバスに絵の具を直接垂らす「ドリッピング」の先駆者。アクションペインティングの一つとして現在も人気の作品はインパクト抜群ゆえパンツはスッキリと。軽快感と大人っぽさを両得できる。6500円。(アバハウス 原宿店)
[ジャクソン・ポロック]1912年〜1956年
白Tにはない知的な印象を与えてくれます
アバハウス バイヤー
宮本翔太さん
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。