特集・連載
おうちご飯をお洒落にしたいなら、フレッシュな伝統焼きで気分を上げる!
『これから』の新定番 世界的災厄でさまざまな価値観も一変した今日この頃。マスクがさながら下着のように、着けていないともはや恥ずかしいというレベルに……。ひと昔前とは常識がちょっと変化してきていますよね。それでは常識が変わった今、「買うべきモノ&欲しいモノって一体ナンダ?」。そんな疑問に、ブツ欲とはノーディスタンスを貫くワレワレBegin編集部が手に入れるべきアイテムを、今こそ真面目に追求ッッ! まだまだ社会的自粛ムードは続きますが、買いモノ自粛はここらで止めてもいいころな♪ こちらを読んで新世界の常識人となりましょう! この記事は特集・連載「『これから』の新定番」#16です。
ステイホームでおうちご飯続き。そんな食卓のマンネリから脱したい……。だったら、日本人に寄り添う伝統の焼き物で、なおかつ鮮度ある顔を選ぶべし! 産地によってまったく別の表情を見せる、フレッシュな焼き物たちなら、いつものご飯でも気分は最高潮♪
デザイン・保温力も◎で冷めずにお茶を出せる♪
BOTE&SUTTO[ボテ&スット]
ティーポット スット(右)、マグカップ スット(中)、マグカップ ボテ(左)
益子焼特有のボテ、対してスリムにスッとデザインされた新旧を演出。厚手陶器のため保温力も◎。右/W19×H14×D9cm。9000円。中/Φ9×H10cm。左/Φ8.5×H9.5cm。各3000円。(イデーショップ ヴァリエテ 渋谷店)
ぽてっとした形の庶民派焼き物
益子焼(栃木県益子町)
割れやすい土のため造形が難しく、自ずとぽってり無骨な風貌に。
鉄分と砂気が多く気泡が多い土を使うため厚手“ぽってり”が生まれた
上品なフレッシュカラーで優雅なコーヒータイム♪
SAKUZAN[作山窯]
sara コーヒーカップ
美濃焼の磁器が出す上品な白地に、マットな質感のパステルカラーが釉薬として組み合わさり、フレッシュさと上品さが両立。唇に馴染む薄い飲み口で、コーヒータイムが一段と寛ぐ。Φ9.2×H6.8cm。各1400円。(SAKUZAN)
レンジ・オーブン・直火もOKで作ってそのままテーブルへ
SOWACA[ソワカ]
フライパンS
耐熱陶土を使用しお皿に土鍋の性能をプラス、陶磁器なら何でも作る美濃焼ならではの発想だ。調理してそのままお皿になり、オーブン調理、レンジで温め直し可能な優れもの。IHは不可。Φ15×H3cm。各1600円。(神楽坂プリュス)
耐熱陶器だからいろんな熱源に対応
千利休も惚れ込んだシェア率NO.1焼き物
美濃焼(岐阜県土岐市)
陶磁器シェアは全国一の60%。千利休ら茶人にも愛用された。
千利休の弟子「武将兼茶人」古田織部も美濃焼の発展に貢献した
グレイッシュな無骨カラーに男心キュン♡
SUEKI CERAMICS[スエキセラミックス]
スタックマグ
大谷焼最古の窯元で製陶。素朴な雰囲気とアメリカンなスタックマグ、無骨なカラーが見事にシンクロしている。独自調合の釉薬を使用し、紺、グレーなど男らしい色がキレイに出るのも特徴である。約280ml。各2300円。(スエキ)
ビッグで丈夫な無骨焼き物
大谷焼(徳島県鳴門市)
水甕、藍甕など、大型陶器で発展。鉄分が多く素朴な風合いが持ち味。
寝ろくろという大谷焼独自の技術を使った大きい無骨な陶磁器が有名
高級有田焼のパステルカラーがテーブルの格を上げる
1616/arita japan[アリタジャパン]
ディーププレート
ショルテン&バーイングスが手掛けた有田焼。磁器特有の透明感ある色彩と、北欧的モダンデザインが巧みに融合。上から、Φ12.8×H 2cm。1800円。Φ17.5×H2.5cm。2300円。Φ22.5×H3cm。3500円。(百田陶園)
上品な白が特徴の高級焼き物
有田焼(佐賀県有田町)
日本初の磁器産地。透き通るような白の美しさでその名を轟かす。
じつは、有田焼の白さに欧州貴族も心酔していた!
強化磁器×ポップカラーで気軽に気分がアガる!!
HASAMI[ハサミ]
ボールミニ(上)、プレート&ブロック(下)
アメリカンダイナー風のポップな顔で、和食器のイメージを変えた。手軽で丈夫な強化磁器、スタッキング可能でつい揃えたくなる! ボール/Φ12×H4.5cm。各1500円。プレート/Φ22cm。各2700円。(マルヒロ)
強化磁器の原点となったシンプル&頑丈焼き物
波佐見焼(長崎県波佐見町)
木ワレニッカ食器など強化磁器のルーツ。特徴がないことが特徴。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。