特集・連載
ヴィンテージの味わいのあるリネンシャンブレーは、スリーピースで揃えたい!
通が欲しがるニッポンの傑作 「メイド・イン・ジャパン」といえば最"優"品質を保証する目印。家電、自動車、カメラ……世界が驚愕した名モデルは数あれど、日本人だからこそ、ビギンだからこそ提案できる通自慢な傑作があるんです! わかっている人こそ「スゴイーデスネ」と欲しくなりますよ!! この記事は特集・連載「通が欲しがるニッポンの傑作」#09です。
一張羅にしたいモダンクラシック
さまざまな名品を現代に蘇らせる、服飾界の考古博士ことナイジェル・ケーボン氏。誇らしいことに、生産の多くを頼りにしているのが日本です。
例えばこちらのスリーピース。ベースは1910年代の英国陸軍病院で使われたジャケットで、定番的な人気を誇る一着ですが、これを作っているのも日本。聞けばナイジェル氏の求めるクオリティコントロールに、しっかりと応えてくれるんだとか。
新作では肝煎りのリネンシャンブレーを再現してますが、ナイジェル氏はこれにも驚嘆! ヴィンテージ独特の色と風合いを再現するには世界で唯一、日本のある工場しかできなかったそう。そんなスリーピースを新品からおろせるって、なんて幸せ♡
モダンなサイズ感でクラシカルに装える嗜みも、ナイジェル・ケーボンと日本の幸せな関係があってこそですね。
【巧】日本だからこそできた古きよきリネンシャンブレー
Nigel Cabourn[ナイジェル・ケーボン]
ホスピタルジャケット&ベスト、ジェントルマンパンツ
綛染めのリネン糸に、手作業で特殊加工を施し、ヴィンテージの味わいのあるタッチと色ムラを実現。世界で1か所しかできない、非常に希少な素材だけに、ぜひスリーピースで揃えたい。ジャケット4万4000円、ベスト、パンツ各3万2000円。(アウターリミッツ)
博士もうなる一生着られるスリーピース
ややクラシカルなゆとりがあるが、長く普遍的に着られるシルエットのバランスが巧み。アーシーなベージュトーンで揃えつつ、軽快なマドラスチェックのバンドカラーや、デッキシューズを合わせると、今どきな印象が高まる。マニュアルアルファベットのシャツ1万4000円。(エムケースクエア)パラブーツのシューズ2万7000円。(パラブーツ青山店)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。