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膨大に持ってるだろう服や靴も、結局のところこの10品だけあれば 一生お洒落でいられるかも? そんなやや強引な観点で、セレクトの重鎮たちがマイスタイルにマストな私的永世定番10品を選抜! 各々のファッション哲学も見え隠れするセレクト、とくとご覧あれ。

「スタンダードにしてさりげなく差がつく良品でまとめました」―シップス 篠原渉さん

私の一生マスト10 シップス 篠原さんの場合

ベルヴェストのジャケット・イン・ザ・ボックス ’13年に購入。それまでサウスウィック社製などアメリカメイドのブレザーばかり着てきた篠原さん。しかしその衝撃的な軽さに一発で惚れ込み、以降ヘビロテ。
グロウン&ソーンのチノ ’12年に購入。1930年代のミルスペック生地を用い、米国で仕立てたシップス別注品。「僕にとってはチノパンの501的存在です」。
グレンマックのジーロンラムズウールニット シップスとのWネームモデルで15年間愛用。「ツイードジャケットと親和性が高く重宝しています」。
イーストハーバーサープラスのコート コットンリネンとウールコットンを表裏に用いたリバーシブル仕様。「両A面できっちり着られるのがいいですね。そこはかとなくミリタリーテイストが薫るのも好み」。
アールアンドティーのスタジオジャケット ブラックウォッチのツイード生地を用いつつ、シャツ感覚で軽くふわっと着用できるところがお気に入り。「さすが鈴木大器さんのデザイン。クラシックのアレンジが絶妙です。背中のスリットのアクセントもいいですね」。
アイク・ベーハーのオックスBD ’17年から展開するシップス別注。「スタンダードなボトムスと相性最高です」。
トップサイダーの靴 名店セプティズが’70年代のナイロンオックスフォードを日本製で完全復刻したレアモデル。「当時の細身のバナナシェイプがたまりません」。
リーバイスの501XX 日本製で復刻した1955年モデル。裾を自分でテーパードにカスタマイズ。
ラコステのポロシャツ ’70年代のドロップテイルを復刻したシップス別注。写真は8年モノ。
オールデンのペニーローファー ’10年のシップス35周年記念で発売したコードバンのアンライニングモデル。「柔らかく足入れが抜群! どんなスタイルも軽快に仕上げてくれます」

シップス商品4部部長 篠原渉さん

シップス 商品4部部長
篠原渉さん

1972年生まれ。’94年シップスに入社し、販売員を経てレディスバイヤー、メンズバイヤーを歴任。メンズMDを経て、現在は新ブランド、シップス エニィのディレクターを務める。

いつの時代も裏切らず、そしてそれぞれをどのように組み合わせても様になる……そんな発想で10品を選出しました。オックスBD、ラコポロ、501、紺ジャケと、なんだかボクのトラッド好きが一発でバレる分かりやすいセレクトで恥ずかしいですね(笑)。でも頼りになるのはやっぱりこういうスタンダードな良品。たとえば出張に行くときも、この10品に小物をプラスすれば十分です。

 
※表示価格は税抜き


[ビギン2020年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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