腕時計も洗濯機のようにドラム式化???

’70年代風レトロフューチャーな“味”も魅力的じゃありませんか！

高級ブランドの製品のみが時計にあらず！　お手頃価格ながら個性的で、ちょっとギミックのある時計を楽しむのも大人の余裕というものです。たとえば腕時計専門店チックタックのメンズ・オリジナルレーベル、ムーブメント イン モーションの最新作「アナドラ」はいかが？　

ご覧のとおり、このモデルの文字盤には2針のアナログと、その上に昔懐かし～いドラム式デジタルの2つの表示があります。なので、モデル名が「アナドラ」なワケですね。ちなみにデジタル表示のほうは、向かって左側が「時」を、右側が「分」を示します。また、これら2つの時刻表示は同時刻にすることもできるし、ワールドタイムウォッチのように異なる時刻に設定することも可能です。

どか喰い中学生の弁当箱みたいなスクエアケースも、この時計の魅力。幅39×厚さ16mmという、いわゆるデカ厚時計であるわけですが、この無骨さがドラム式デジタル表示と相まって、この時計を’70年代的レトロフューチャーな雰囲気に見せているのです。聞けば、日本ではあまり使用されていない稀少なムーブメントを採用しているとかで、ドラム式機構を収めるため、ケースがこんなにデカ厚になった模様です。

無機質な未来的な印象も受ける不思議な佇まいの、この時計。文字盤にブランド名の表記などが一切なく、一見して怪しげではあるものの、そこはチックタックさんのブランド。安心しきって、分に楽しんでください。

ということで、ベーシックな時計もいいけれど、ときにはこんなギミックな時計で女子の注目を集めてみる、なんてのも大人でしょ～!?

リューズはなく、それに代わって、ケース右側面にあるボタンで時刻設定が行える。また、厚みのあるケースは存在感バツグンだ。写真上はケース枠のカラーがブラックだが、ほかにゴールドとシルバーがあり、それぞれに印象が異なるのも面白い。

問い合わせ先／TiCTAC update渋谷パルコ店
☎ 03-3464-9009
https://www.neuve-a.net/TiCTAC/shop/c/c1052/

※表示価格は税抜き

文／山田純貴