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イワタニのスモークレス焼肉グリル やきまる

なんか絵面が地味だなぁ、な〜んて思ったそこのアナタ! パッと見は何の変哲もないカセットコンロ式焼肉グリルなので何も言い返しませんけどね、大切なのは中身。焼肉好きが本作『やきまる』の真価を知れば、まず即買いするだろうことを予言しておきます。ズバリ言うとコチラ、焼肉最大のネックである「煙」を極力出さずに肉が焼けちゃう、嘘みたいに画期的なグリルなんです!!

肉の脂が焦げると煙が出るのは、走れば疲れるのと同じくらい自明。専門店では各テーブルに大型ダクトを設けることで煙を封じているわけですが、本作にダクト的な機能はありません。では、どうして煙を封じられるのか? その斬新な答えが「プレート表面温度が上がりすぎないよう一定化」しているから。熱くなると煙が出るならそこまで熱くしなきゃイイ!という発想がコペルニクス的じゃあありませんか!!

写真(下)はその真価を証明するもの。脂ギラギラの豚トロを焼いてもほとんど煙が出ていない様子には、驚くよりほかありません。ちなみに表面温度を一定化できる秘密は、バーナーの位置や、プレート外周部に設けた開口面積のバランスの妙にあり。と、言葉にするのは簡単ですが、その黄金比を見つけるまでにメーカーのイワタニは一体何枚の豚トロを焼いたことか!(笑)。エンジニアの執念、そして焼肉愛なくして作り得たものではないでしょう。

天井の色が変わる、カーテンにニオイがつく、はたまた火災報知器が鳴りやしないかなど、煙の心配のせいで自宅焼肉を楽しめなかった焼肉好きは多いはず。その不可避に思えた問題を解消してくれる『やきまる』は、焼肉との付き合い方そのものを変えうる存在、といっても過言ではありません!!!

 

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豚トロ焼いても……あれ!? 煙が出てない!!
数ある肉のなかでも脂最強の呼び声高いのが豚トロ。写真は『やきまる』と普通のグリル、双方に豚トロを投入した1分45秒後を比較したものだが、煙の差は一目瞭然!! やきまるなら自宅のダイニングで堂々焼肉が楽しめる。

 

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したたる脂はプレート外周の溝から水皿へ落ちる
プレート外周に掘られた溝から脂が落ちる構造も、煙の抑制をアシスト。同時に、肉はヘルシーな焼き上がりとなる。受け皿に水を張っておけば、脂がこびりつくなどの心配もない。

 

プレートの開口部の総面積を10.2%に

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バーナーとプレートの距離を「55mm」に

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一定の温度を超えると肉の脂は煙化する。それなら超えないレベルにプレート表面温度を保てばいい!というのが『やきまる』開発の原点。この理論を具現化するべく、イワタニはバーナーとプレートの距離や、プレート外周に設けた溝(開口)の面積を徹底的に調整! 表面温度を脂が煙化しにくい210〜250℃に一定化する、究極のバランスに辿り着いたのだ
 

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カセットコンロの最大手が満を持して送る“煙”を極力出さない焼肉グリル。プレートの温度が上がりすぎないよう一定化することで脂の煙化を抑制する、これまでにない機構を搭載する。“おうち焼肉”を身近にする革新作だ。W58.1×H50.6×D32.5cm。2016年8月29日(月)発売予定。予想実勢価格7000円前後。

(問)岩谷産業
TEL.03-5405-5615
http://www.i-cg.jp/

※表示価格は税抜き

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