高価でも一生使えるから贅沢買いが許せちゃう!

mono_1610_bb02_m

ワイルドスワンズのヌバッククロコ シリーズ

革の王者でありながら、なかなか馴染みのない存在、それがクロコのイメージだと思います。わかります、あのギラッとした印象と斑紋がどうしてもね……。でもそんな既成概念を180度変える一作が誕生したんですよ。

それがワイルドスワンズの作。起毛感ある柔和な印象ですが、正真正銘のリアルクロコなんです。じつは研磨による起毛加工をかけてこの表情を生んでいるのですが、これがひと苦労。斑紋の凹凸あるクロコ革に均等に研磨をかける業は超絶技巧といえます。そんな苦労の末に生まれた革は、洒脱さも玄人好みな趣向も単なるクロコ超え!

見た目だけでなく、クロコながら使い込めば起毛が寝て、結果艶満点の表情に進化するんです。長い間苦労して育てる価値も大アリゲーター(苦笑)。

決して安い買い物ではありませんが、先々を考えたら、若いうちから苦労してでも投資する意義に満ちあふれた一作だとおわかりいただけたでしょう?

 

ウォレットもアリ!

 

斑紋のセクシーさを繊細起毛が適正緩和

斑紋の凸面を研磨でビロード状にケバ立たせることで、時にグラマラスに見えるクロコ革の表情をソフィスティケート。ちなみに、この加工は国内の職人が手掛けているそうな。

 

エイジング Before⇔After

Before ▼

After ▼


起毛の変化で表情が大きく変わります
ヌバッククロコは使い込むことで起毛が寝ていき、同時に上品な光沢が現れる。加えて、内造りなどに使われているベルギー・マシュア社の高級ヌメ革「サドルプルアップレザー」も一緒に色&ツヤが深化。要は、使い始めはマットなカジュアル感を、育成後は艶やかなドレス感を堪能できる革小物というワケ。

 

mono_1610_bb02_m
同ブランドの直営店「C.O.U.京都」の開業4周年記念限定品。左/コインケース「タング」3万8000円。右/4連ハンガー&リング搭載キーケース「クリッパー2」3万3000円。ウォレットは大容量が自慢の「ウェイブ」15万円(上)と、胸ポケ入れに◎のマチなし型「リプルス」11万円(下)。

(問)ケイズファクトリー
TEL.03-622 6-3533
http://www.wildswans.jp/

※表示価格は税抜き

>> 今月のいいモノランキング一覧へ