賞味期限ナシ! トレンチコートの原型タイロッケンが現代に甦った!!
1900年頃誕生
トレンチコートの原型となったタイロッケンコート
トレンチに似てるけど前にボタンはなく、よりミニマルな面構え。漂うクラシックな雰囲気からお察しの人もいるかもしれませんが、こちらはトレンチの原型タイロッケンを現代に甦らせたものです。
じつは最近いろんなブランドが今どきに大胆アレンジしたタイロッケンを作ってますが、今作は着るのがメンドくさい(汗)とこを含めてかなりオリジンに忠実。
ギザ綿の60番手双糸を限界までタテヨコ高密度に打ち込んだギャバジン生地や、たっぷりしたシルエットも硬派な雰囲気を最高潮に盛り上げています。
それでいて、台芯を据えた胸や立ちのいい衿など、仕立て面の随所に細やかに手を入れているのがさすがの一言。元祖男気コートを買うなら、この一択でしょう。
SCYE BASICS[サイベーシックス]
タイロッケンコート
クラシックな雰囲気を微塵も壊さず、ウール素材の着脱可能な衿&ライナーを装備したのもナイス。身頃裏地はオリジナルチェックのコットン、袖裏にはコットンキュプラを採用。15万円。(マスターピースショールーム)
ウール衿を外すとよりスッキリ!
ボタンではなくタイ(紐)でロック(留める)することからタイロッケンの名が。今作はキュッと腰を締めたときのドレープもじつに綺麗。
硬派にしてエレガントなコート姿
08サーカスのニット4万2000円。(08ブック)サニーレーベルのシャツ8100円。(アーバンリサーチ サニーレーベル グランツリー武蔵小杉店)バーンストーマーのパンツ1万8500円。(HEMT PR)オールデンの靴11万2000円。(インターナショナルギャラリー ビームス)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。