あと数年したら作れなくなるかも知れないオシアナス時計

オシアナス マンタOCW-S5000D-1AJF

薄さを極めた美しいケースを特徴とする「オシアナス マンタ」に、江戸切子職人が仕上げたサファイアベゼルを装着した特別な一本。タフソーラー、世界6局の電波受信、スマートフォンリンク機能搭載。径42.3mm。チタンケース&ブレス。世界限定2000本。23万円。

 

機能はそのまま薄くなった!


江戸切子の技術を使用!

ベースはオシアナスのメンズモデル史上最薄のOCWS5000。片面高密度実装技術や部品の小型化で、10mm以下のスリムケースを実現!

一流伝統職人×カシオの技で作った夕景のような琥珀ブルー

オシアナスつったら、もちろんカシオが誇るプレミアムラインのこと。スタイリッシュな軽量チタンケースに電波ソーラーをはじめ多彩な先進機能をブチ込み、G-SHOCKよりワンランク上のモデルが欲しい人や高級機械式からの乗り換え組に大人気を博していることはご承知の通りです。

’18年はそこに“江戸切子”の技法を取り入れた限定モデルが登場。サファイアベゼルに気鋭の江戸切子職人が伝統文様の“千筋”を刻み込み、カシオの高度な蒸着技術で上下を青と黒の2トーンに仕上げたその佇まいは非常に素晴らしく、当然ながらあっという間に完売。買えずに涙をのんだ人が多いんじゃないでしょうか?

そこで今作です。なんとまたもや江戸切子ベゼルのモデルを作ってくれたんですよ! しかも今回はオシアナスのキーカラーである青に、夕日をイメージした“琥珀”色を合わせた前回以上に大人っぽい配色。

対角上に同色を配するクレイジーカラー的な色分け、さらに都会の街並みを表現した縦横の筋模様も貢献し、手首を洒脱かつロマンチックに彩ること間違いなしでしょう。前回買い逃した人は今回こそ絶対入手すべき!

 

あと数年したら作れなかったかもしれない


三代 秀石 堀口 徹さん
伝統を継承しながら、斬新で現代的な作品を手掛ける気鋭の江戸切子職人。硬いサファイアベゼルに個体差なく筋目を入れるには繊細な手技と精神力が必要なため、今のタイミングでなければ作れなかったかもしれない、と語ったそうだ。

光の入り方で色調と表情を変える!


上のグラスも堀口 徹氏の作品(非売品)。江戸切子は、本来こういうガラス製品の表面に彫刻を施す伝統の技法。精緻なカットにより透明感あるガラスの質感が際立ち、光の入り方で多彩に表情を変える。

伝統の技と先進の蒸着処理が融合


本来サファイアガラスに切子加工を施すのは困難だが、堀口 徹さんは匠の技で「千筋」と呼ばれる文様を刻み込んだ。そこに琥珀色、その後にブルーを蒸着させて、発色豊かな仕上がりに。

スマホとリンク!


電波受信に加え、スマートフォンリンクによる時刻修正もできるのが今作の強み。専用アプリを使えば、時刻受信状況やソーラー発電状況などもスマホで確認可能。

※表示価格は税抜き


“夕方レインボー”なオシアナスは毎日着けても飽きない!

オシアナス クラシックラインOCW-T3000C-2AJF

OCW-T3000系をベースに開発された15周年記念作。耐摩耗性に優れるグラデーションIP加工を独自技術でレインボーカラーに。タフソーラー、世界6局の電波受信、スマートフォンリンク機能搭載。径43.1mm。チタンケース&ブレス。世界限定1000本。12万円。

 

当たる光によって表情が変わるレインボーベゼル


絶妙なグラデカラーは当たる光によってさまざまに色合いが変化。また製法上、個体ごと発色が微妙に異なるそうだが、そこもさらに各ユーザーの所有する喜びを高めてくれそう。

オシアナス15周年を記念したスペシャルモデル!

ナニ? このカッチョいいレインボーベゼルは!?  今ページを開いて思わずそう声をあげた人もいるんじゃないかと。青/琥珀の切子ベゼルにとどまらず、今季のカシオったらもう一本こんなスペシャルモデルを用意していたんですね〜。

じつはこちら、オシアナスが15周年の節目を迎えたことを記念してリリースされたもの。このベゼルの色は沈む夕日に染まる海をイメージしており、ブルーから徐々に色合いを変化させ、下方ではゴールドとなる絶妙なグラデーションが手首の角度や光の状態によってじつに多彩な表情を見せるんです。

つまり、通勤時や仕事中、夜の飲み会の席と、時刻を確認するたびに新鮮な気分になれるわけ。こんなに眺めがいがあり、毎日着けても飽きない時計ってちょっと他にはないんじゃないでしょうか。もちろん基本スポーティなデザインですから、ベーシックなカジュアルにもぴったり。ていうか、今日のコーデはちょっと色目が寂しいなってときに絶好のコク出しポイントになるでしょう。ぜひ狙ってみて!

一見派手めに感じるがじつはシックに着けられる


スポーティな幅広ベゼルによりベーシックカジュアルに合わせやすいのもポイント。一見派手めに思うかもしれないが、オシアナスならではの質感の高さが貢献し、袖口でシックに落ち着く。

MADE in JAPANを貫くオシアナスクオリティの復習

時計製造のすべての工程を一貫して行うことができる山形カシオの時計専用工場。そこの特別な組み立てライン「プレミアムプロダクションライン」(PPL)にてオシアナスは生産されているのだ。

働くのは試験をパスした技術者のみ

精密な組み立てはマイスターが担当

「PPL」は、カシオが誇る先進の設備と厳格な試験をパスした技術認定者の高い技術を融合させた特別な組み立てライン。ここからはオシアナスの全モデルのほか、G-SHOCKのハイエンドモデルが生み出されている。

全ての製品の機密性をチェック

ブレスの装着も熟練の手で

微細な歯車も工場内で自製

モジュールの組み立てもここで

 
問い合わせ先/カシオ
☎ 03-5334-4869
https://oceanus.casio.jp/

※表示価格は税抜き


写真/若林武志 文/吉田 巌(十万馬力) スタイリング/武内雅英(CODE)