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バブアー×ワッコワッコのデイパック

バブアー(Barbour)×ワッコワッコ(WACCOWACCO)のデイパック

バブアーのデイパってだけで珍しいですが、じつは2039年からタイムスリップしてきたレアモノなんです! ……な〜んて紹介すると、2019年早々浮かれてるなぁと思うでしょうが、決してふざけてるわけじゃございません。

時系列を追って説明すると、始まりは2016年。ワッコワッコというブランドが日本で誕生しました。同社は“もしあの名作にこんな素材を使ってあ~んな感じにしたら……”というイマジネーションのもと、異なる分野の素材と傑作鞄を組み合わせ、まったく新しいバッグを再構築。素材開発や設計にも科学者ドクばりにコダワリ抜き、個性あふれる鞄を作り続けていました。

その試みの面白さとクオリティの高さに惚れ込んだのが、かのバブアー。2018年にこの名門から正式なオファーが届き、バブアー公認バッグを共作することになったのです。

作り手がとくに注力したのは、自身が愛用していた20年モノのバブアー製品を鞄に適した生地感で再現すること。年月を経てオイルがイイ感じに抜けた、あの味わい深〜い風合いをゼロから作り上げるため、試行錯誤の末辿り着いたのが、この独自開発のファブリック。

詳細は秘密ですが、打ち込みを増やしたタイプライター地に撥水加工を施したこの生地は、20年間着込んだオイルドクロスのヤレ感と機能を見事に両立! それを某傑作デイパの形に落とし込み、バブアーから譲り受けたコーデュロイやボタン等の副資材もドッキング。2019年に晴れて人目に触れることになったのです。

冒頭で2039年から〜、と述べた理由は、もうおわかりいただけたはず。20年後のバブアー製品の味を購入時から楽しめる鞄なんて、モノ好きの新年一発目の買い物に相応しいでしょ?
 

20年間使い込んだ風合いをイチから製作!!

バブアー製品の風合いを再現

ギッチギチに打ち込んだコットンタイプライター生地に撥水等の加工を施し、長年着込んでオイルが抜けたバブアー製品の風合いを再現。う~ん、渋い!
 

バブアー謹製の素材&パーツも随所に!

コーデュロイやチェック地等のアイコニックな生地もふんだんに採用。ボタンやファスナーも当然ロゴ入りだし、バブアーのアウターと同じ形状のポケットを備えているのも面白いところ。両社のピンバッジが並んでいるのは互いを認め合ってる証拠だ。
 

日常使いに◎なサイズ感♪

日常使いに◎なデイパック
 

言わずと知れた英国の名門と、2016年スタートの国内新鋭ブランドによるコラボデイパ。某傑作デイパをベースに、ワッコワッコが独自に開発した生地と、バブアー純正パーツを惜しげもなく投入。ヴィンテージのバブアー製品並みに渋みの効いた風貌に仕立てられている。国内での少量生産ゆえ、希少性も申し分なし。W36×H42×D20cm。4万2000円。他にトートなどもあり。

(問)ワッコワッコ
http://waccowacco.com
※表示価格は税抜き
 


写真/工藤 恒(アルフォース) 文/黒澤正人

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